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種子島宇宙センター特別公開2023 現地レポート(前編)

  • 種子島宇宙センター

2023年5月14日(日)に種子島宇宙センター特別公開2023を開催しました!新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2019年以来4年ぶりの開催となりました。約1,000名のお客様にお越しいただき、会場も賑わいを見せていました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!
会場を歩き回っていた広報職員が、当日の様子をお伝えします!現地に来られなかった皆様も、これを見てぜひ楽しんでください!

~前編~

5月14日(日)当日、朝まで雨が降っていましたが種子島宇宙センター気象室の予報通り、準備中に無事やみました。種子島宇宙センター所長による開催のご挨拶とともに、10時にスタート!
宇宙科学技術館前に設置した総合案内では、来場者キット(会場マップ、うちわ、ステッカー)を配布しました。さらにアンケートに回答してくださった方にはピンバッジ・ステッカーのプレゼントを進呈!非売品の種子島宇宙センターのピンバッジから、過去の宇宙飛行士ミッションピンバッジまで、レアなグッズに皆さん「どれにしようかな~」とお悩みの様子でした🤔

★スペシャルバスツアー

毎度人気のスペシャルバスツアー。今回は事前申込み、抽選制とさせていただきました。最初にご案内したのはロケットガレージ。通常のバスツアーでは奥まで入れないのですが、今回は特別に奥まで職員がご案内しました♪ その後、大型ロケット組立棟(VAB)前に降車。特別に前面の大扉を開き、VABの中をご覧いただきました!中には移動発射台が!VABの中が見えた瞬間に参加者の皆さんから歓声が上がり、職員も嬉しい気持ちになりました。ロケットの大きさ、迫力を実感していただけたでしょうか? さらに、第2射点(LP2)前にも降車。過去にはH-ⅡB、3月にはH3が打ち上げられたこの射点を間近でご覧いただきました。興味津々に見学する皆さんを前にして、職員の解説にも熱が入りました🔥 最後にエンジンの燃焼試験を実施しているテストスタンドを車内からご案内しました 👀
ちなみにこちらのテストスタンドは普段のバスツアーでは見ることができません。試験用のLE-9エンジンもチラッとのぞいており、特別公開ならではの「スペシャルなツアー」を実感してもらえたのではないでしょうか?

★水ロケット製作・打上げ体験

こちらもいつもお子様に大人気の企画です。受付開始とともにたくさんの方にお越しいただき、製作スペースはとても賑わっていました。 LCDR(ロケット発射指揮者)が射場の安全を確認後、カウントダウンスタート。「5, 4, 3, 2, 1, 発射!」水しぶきとともに空高く打ち上がり、歓声が沸き起こっていました 👏 打上げ後は、H-IIAロケット47号機で打上げ予定の「X線分光撮像衛星(XRISM)」のピンバッジをお配りしました♪

★LCC&RCC公開

ロケット打上げ時に作業者が詰める「発射管制室」と「指令管制室」のW管制室をご紹介!なんとLCCは初公開でした!2つの管制室をOIS(射場運用専用音声通話システム)で繋ぎ、打上げ時の様子を実演しました。さらに、来場者の方が管制室内の職員とOISで通信したりと、普段できない体験をしていただき、皆さん大満足のご様子でした😄


発射管制室@LCC(竹崎発射管制棟)


指令管制室@RCC(総合指令棟)

★飲食

当日は地元飲食店等の皆さんに出店していただきました!お弁当、うどん、ポテト、スイーツ、コーヒーなどたくさんの種類があり、ご来場の皆様だけでなく、休憩中のスタッフも大喜びでした😋 さらに、カフェテリア「宙飯屋」では、特別公開限定の「スペシャルロケットカレー」を提供していました。地元食材の赤米に、唐揚げ・ハンバーグをトッピングという超ボリューミーな一皿!大人気で、あっという間に売り切れてしまったようです。食べられなかった皆様、またどこかでの復活を期待しましょう 🤤

©宙飯屋 ㈱スペースサービス

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