“L+23” 初期機能確認は順調

2014年12月26日(金)

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  • 人工衛星・探査機
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12月26日、L+(エルプラス)のカウントは23日となりました。
「はやぶさ2」の運用は順調で、探査機の搭載機器の初期機能確認を続けています。この初期機能確認は約3ヶ月間かけて実施する予定です。(12月5日付プレスリリースをご参照ください)。

初期機能確認の間、機器を順次チェックしていくのですが、各機器担当者は自身が担当する機器の順番に備え、確認手順、項目などを改めて見返し、準備を万全に整えて臨みます。運用の現場では、(良い意味での)緊張感と真剣な表情が続いています。

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「はやぶさ2」の主な搭載機器については、「はやぶさ2特設サイト『はやぶさ2機器』」ページで紹介しています。ここでは、合わせて各機器担当者によるビデオメッセージも掲載しています。担当者それぞれの想いを自身の言葉で語っていますので、ぜひご視聴ください。

「主な」と書いてありますとおり、まだまだ紹介できていない機器、担当者についてもこれから追加して紹介していきますので、お楽しみに。


<「はやぶさ2」航行ステータス>
2015年1月7日14時0分(日本時間) 現在

太陽からの距離 1億5,263万km
地球からの距離 921万km
赤 経 72.45度
赤 緯 -27.08度
航行速度 毎秒29.2km

はやぶさ2カウントアップレポート“L+(エルプラス)”とは―

打ち上げ後の経過時間を示す際、運用現場では「Launch(打ち上げ)」と「プラス○日」を組み合わせて「L+1(=エルプラスイチ)」と表現します(あくまでも一例ですが…)。
今後、「はやぶさ2」の航行ステータスなどをお伝えするにあたり、6年間という長いミッション期間での“時間経過”を皆さんと一緒に感じていきたいとの想いから、レポートタイトル名といたしました。
“L+”では、月・惑星探査プログラムグループ広報担当者がミッション内容や運用状況にまつわるトピックスをお伝えしてまいります。