第1回：都城市ウエルネス交流プラザ 2004年5月29日開催
テーマ2 日本の宇宙開発をどう進めるか
参加者Ｂ：今までの趣旨がはっきりした意見の中で、私の意見を述べるのは恥ずかしいんですけれども、先ほどの宮崎大学の方の意見とも少々ダブるところがあります。私は、JAXAはレジャー観光、エネルギー開発のほうはやめたほうがいいと思います。どちらかというとJAXAには、そういう宇宙をほじくり出す研究機関ではなく、探求する研究機関であってほしいと思います。私が言う探求とは、生命とは、宇宙とはどういうところからできているんだろうと、高度な知能を持った人間にしかない欲求から来る探究心から来る行動で、ほじくり出すとは、もっと楽をしたい、もっとエネルギーが欲しいという、まるでめくらのイノシシみたいな、欲のほうへ欲のほうへ突進していくような行動だと思います。私は、JAXAには、どちらかというとそういう方向には向かってほしくないと思います。これで終わります。
的川：ありがとうございました。知的探求というのを主体にすべきだというご意見ですね。後ろの方、どうぞお願いします。
参加者Ｃ：初めまして。国際宇宙ステーションというのを今やられておるそうですが、これを積極的に進めてもらいたいというのがあるのと、あとNASAに、だいぶ前なんですが、富士通の池田敏雄という方が設計されたコンピュータが置かれたんですが、今現在でも日本のメーカーはNASAでそういった方面で頑張っているのかというのをお聞きしたい。以上です。
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