内之浦宇宙空間観測所の施設特別公開に行ってきたよ~

2014年12月24日(水)

  • ホシモの部屋
  • 施設見学
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宇宙や航空が大好きな「ホシモ」が巡る、宇宙航空“ソラさんぽ”。

2014年11月9日、JAXAと肝付町による内之浦宇宙空間観測所の施設特別公開にいってきたよ!

少しお天気が悪かった朝のうちから、たくさんの人が来ていました。
ロケットの発射台や、「はやぶさ」がとってきた本物のイトカワの微粒子、いろんな設備や、先生のお話などなど、見どころがたっぷり。スタンプラリーをしながら回ってみよう。そうだなぁ、まずは…あの場所から!

イプシロンロケット発射台

じゃじゃーん!
イプシロンロケットの発射台にやってきたよ。
建物がぱかっと開いて、赤い台が中から出てきた!
これはもともと「Mロケット」の発射装置で、イプシロンロケットを打ち上げられるように改造したんだって。 見ていたら、発射台の大きな扉が動き出した。あれ?動き始める時に『ランチャ旋回』って放送が聞こえたけど、あの声って…?

イベント:イプシロン発射装置駆動実演

すごいすごい、
JAXAのお兄さんと子どもたちが一緒に発射台を見ながら操作してる!
ぼくも参加したかったけど、子どもだけだったので小さな皆さんが操作しているところを見学したよ。現場お兄さんの指示を聞いて、アナウンスして、順番にボタンを押して、実行。

ぐるーん・・・、ぴたっ。

イベント:宇宙服レプリカ試着体験 & 記念撮影

日本で二つしかないロケットの発射場がある町、鹿児島県南種子町と肝付町は「宇宙兄弟都市」。
『宇宙兄弟』と一緒に、宇宙服を着て写真をとりました!

イベント:宇宙教室特別講演「はやぶさと雛たち~内之浦から始まった始原天体探査が描く新しい太陽系像」

なになに…?
こっちで「はやぶさ2」の映画や、はやぶさチームの先生のお話の会があるみたい。

「宇宙教室特別講演」矢野創先生のお話を聴いたよ。
はやぶさのカプセル回収の訓練も、内之浦で行った知ってた? ひとつひとつ、いろんなミッションの経験を受け継いで、たくさんの準備を重ねて、小惑星イトカワのサンプルは地球まで届けられたんだね。

このイトカワのサンプルも、会場で顕微鏡をのぞいて本物を見ることができたよ。

参考:内之浦の訓練の話はここで読めるよ!
:ISASニュースNo.346(p.8 ISAS事情)+関係者メッセージより曽根先生

観測ロケット発射台

観測ロケットの新型ランチャを見に来たよ!
ゆっくり倒れていったり、また起こしたり、動いてるところが見られたよ。
セットされてるロケット「S-520」だけじゃなくて、他の観測ロケットも打ち上げられるんだって。
うしろには「うっちーさん」こと、直径34mのパラボラアンテナ。ランチャの向こうに上を向いた直径20mのアンテナも小さく見えるんだけど、わかるかな?
右側で横になってる白いロケットは昔活躍した「M-3S」ロケットの模型だね。

コントロールセンター

ロケット打ち上げの管制を行うところだよ。

横に長いボードは、ロケットの飛行計画を分かりやすく見られるもので、打ち上げの瞬間から赤いラインが横に動いていって、次に何が起こる予定か一目で分かるしくみなんだって。
さっきの新型ランチャで8月に打ち上げた、S-520-29号機のシーケンスが表示されていたよ。ずっと前から大切に使ってきたんだけど、コントロールセンターは今度お引越しして新しくすることになっていて、このボードは新しいシステムだと使わないんだって。
今までがんばってくれてありがとう。

一日イベント盛りだくさんでした

ご紹介した他にもイベントもりだくさん! バスに乗って、山を上から下まで移動しながら、一日楽しかったなぁ。

スタンプラリー、全部みつかったよ!

いらっしゃったみなさん、肝付町のみなさん、ありがとうございました!