発表!「あなたの好きな航空機・宇宙機」

2014年10月1日(水)

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  • 人工衛星・探査機
  • 航空技術
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ファン!ファン!JAXA投稿コーナーの9月のお題は「あなたの好きな航空機・宇宙機」と題して皆さまから想い入れのある航空機・宇宙機を挙げていただきました。その結果と支持の集まった航空機・宇宙機の概要を一覧にまとめてみましたので、どうぞご覧ください。

金星探査機「あかつき」

2010年5月打ち上げ。金星大気の謎を探る探査機。2010年12月に金星周回軌道への投入に失敗するも、再び金星に接近する可能性のある2015年以降に再投入する計画を検討中。

小惑星探査機「はやぶさ2」

2014年11月30日打ち上げ予定。「はやぶさ」の経験を活かし小惑星探査技術をより確実なものにすることを目指します。構成物質に有機物や水が含まれているとみられる小惑星1999 JU3からのサンプルリターンを目指す。

スペースシャトル

【運用終了】NASAが開発した世界初の再使用型宇宙機です。最大7人のクルーとペイロードを搭載可能。ロケットのように打ち上げられ、飛行機のように着陸できる。2011年に退役。日本人宇宙飛行士もたびたび搭乗している。

ボイジャー1号&2号

NASAの惑星探査機。1977年8月20日に2号機、同年9月5日に1号機が打ち上げられ、木星から外側にある惑星を探査し数々の発見をもたらした。2013年9月に1号機が太陽系外へ脱出したことが確認された。

月周回衛星「かぐや」

【運用終了】月の起源と進化を解明するために様々な科学観測を行った月探査機。搭載されたハイビジョンカメラで取得された「地球の出」は反響を呼んだ。

アポロ宇宙船とサターンVロケット

【運用終了】1969年に世界初の有人月探査を実現したアポロ宇宙船とそれを打ち上げるために開発された世界最大級のロケットがサターンV。宇宙博2014でも模型が展示されていた。

イプシロンロケット

イプシロンロケットは高性能と低コストの両立を目指す新時代の固体燃料ロケット。ロケットの知能化による革新的な打上げ管制システムを誇る。

宇宙ステーション補給機「こうのとり」

H-IIBロケットにより打ち上げられる無人の宇宙船で、食糧や衣類、各種実験装置など最大6トンの補給物資を国際宇宙ステーションへ運ぶ。

火星探査機「のぞみ」

【運用終了】火星の上層大気の様子を観測するために1998年に打ち上げられた火星探査機。度重なるトラブルに見舞われて2003年12月火星軌道への投入を断念。

小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」

太陽の光の力をセイル(帆)に受けて進むソーラーセイル(宇宙帆船)に加え、セイルに貼り付けられた薄膜の太陽電池で太陽光発電も行うソーラー電力セイルを世界で初めて実証した。分離カメラ(DCAM)で自分撮りに成功。

国際宇宙ステーション(ISS)

地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設。1周約90分というスピードで地球を周回しながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っている。

コンコルド

【運用終了】イギリスとフランスが共同開発した超音速旅客機。2003年に全機退役。

小惑星探査機「はやぶさ」

【運用終了】数々の危機を乗り越えて世界初の小惑星からのサンプルリターンに成功した小惑星探査機。イトカワの微粒子の分析結果からは太陽系の起源と進化の謎に迫る新たな発見が得られた。

ソユーズ宇宙船

ロシアが開発した有人宇宙船で、1967年に初飛行が行われた。以来改良を重ねて、現在はISS運用に即して改良を施した「ソユーズTMA」が使用されている。

T-38ジェット練習機

T-38ジェット練習機は、ターボジェットエンジンを2基装備した音速ジェット機で、主に米空軍の戦闘機パイロット養成のために古くから使われている2人乗りの練習機。宇宙飛行士の訓練でもおなじみの名機。

電波天文観測衛星「はるか」

【運用終了】地上における電波望遠鏡と共同して軌道上で電波観測を行った天文観測衛星。最大径10mの大型展開アンテナはまるで宇宙に咲いた花のような美しさ。2008年11月に静かに引退。

水循環変動観測衛星「しずく」

地球規模での気候変動、水循環メカニズムを探る地球観測衛星。宇宙で回る世界最大の回転アンテナAMSR2(高性能マイクロ波放射計2)を搭載。

陸域観測技術衛星「だいち」

【運用終了】地図作成、災害状況把握などに貢献した地球観測衛星。東日本大震災では被災地を400シーン撮影し、各関係機関に情報を提供し続けた。惜しまれつつ2011年5月に運用終了。