小惑星「イトカワ」の謎の解明 太陽系研究に大きな一歩 ~衝突でふるい分けられる小惑星の砂礫~
2017年3月8日(水)
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イトカワの +90 度面 |
沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究員が、米国ニュージャージー州ラトガース大学と共同で、小惑星イトカワの表面の岩や小さな砂や石(砂礫)がふるい分けられる仕組みを研究し、3月10日(金)に、Physical Review Lettersに研究成果が掲載されることとなりました。
研究は、これまで謎とされていたイトカワの特殊な地形が、小さな砂礫が大きな岩にぶつかると大きく跳ね返り、砂礫の多い場所では砂礫の中に沈み込むためにできているという説を提示し、これを「反跳選別現象(ballistic sorting)」と名付けました。
研究内容の詳細は以下をご覧ください。