基幹ロケット高度化プロジェクト メンバーコラム #1 川上 道生

2015年11月10日(火)

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H-IIAロケット29号機の打ち上げまで、あと2週間に迫ってきました。そこで「基幹ロケット高度化プロジェクト」に携わるメンバーをご紹介します。

川上 道生(かわかみ・みちお)
基幹ロケット高度化プロジェクト プロジェクトマネージャ

これまでのほとんどの打ち上げでは、打ち上げ後数十分で衛星を軌道に投入したところでロケットはその役割を終えていました。そのため“ロケットは30分一本勝負”“搭載された機器を30分間完璧に機能させることがロケット開発だ”と先輩から教わってきました。
それが、次の打ち上げでは、緊張感は変わらないか、むしろ高まったまま打ち上げ後4時間以上もロケットの仕事が続くことになります。
日本のロケットが新しい領域に踏み出す瞬間です。平常心で打ち上げの時を迎えられるよう最後まで細心の注意を払って参ります。

プロフィール
1989年に旧宇宙開発事業団(NASDA)に入り、H-I、H-II、H-IIA、H-IIBロケットの開発、打ち上げに携わる。2度の種子島宇宙センター勤務等を経て、2015年6月から現職。

(2015年11月10日更新)



こちらのメンバーコラムは随時更新しますので、お楽しみに!
また、プロジェクト関係者、打ち上げへの応援メッセージを募集しています。皆様のご声援お待ちしています。