【だいち2号】ペーパークラフト教室・応援メッセージの寄せ書きを行いました

2014年4月25日(金)

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2014年4月19日(土)に行われた筑波宇宙センターの特別公開で、「だいち2号ペーパークラフトを作ろう」・「だいち2号に応援メッセージを書こう」イベントが実施されました。

だいち2号ペーパークラフトを作ろう

「だいち2号マガジン」付録のペーパークラフトを作りながら衛星のミッション機器や仕組みを学んでだいち2号博士になろう!という工作教室が開催されました。

全6回、各回24人のイベントはいずれも満員。JAXA職員のお手伝いのもとで子どもたちがペーパークラフトを制作しました。また、職員が、作った「だいち2号」の機器や打ち上げ日時などを解説しました。

終了後、埼玉から来たという小学校6年生の男の子2名に感想を聞くと 、
「簡単に作れたけど、うまく作れませんでした。JAXAの職員さんは優しかったです。普段から宇宙や人工衛星が好きで、2月28日のGPM主衛星打ち上げも見ました。だいち2号の打ち上げも見たいです」とのこと。
だいち2号博士になれたかどうか、との質問には「うーん」と、はにかんでいました。

図解!「だいち2号」

(1)本体
たくさんの機器が搭載された本体。衛星を熱から守るために、金色の断熱材を張っています。

(2)太陽電池パネル
大きなパネルで、約2tもあるだいち2号の主電力を発電します。

(3)LバンドSARアンテナ
だいち2号の「Lバンド合成開口レーダ」を送受信するアンテナ。レーダとは電波によって観測する仕組みで、暗い夜でも曇があっても地上が観測できるんです。
さらに、だいち2号の使うLバンド合成開口レーダは木が生えているところでも地面を観測することができるので、森でも地面の変化を比べることができます。

(4)データ中継アンテナ
だいち2号はこのアンテナからデータ中継技術衛星「こだま」に向けて観測データを送り、地上に中継します。

たくさんの機器の働きがあって、だいち2号は昼も夜も、晴れの日も雨の日も、大地を精密検査することができます。

「だいち2号」ペーパークラフト
(「だいち2号マガジン」付録版)

だいち2号に応援メッセージを書こう

C-1会場1Fで、B0サイズの大きな旗に応援メッセージを書いていただきました。
全部で6枚分の旗に、これ以上書き足せないほどたくさんのメッセージをいただきました。ありがとうございました。
応援メッセージはこのあと、種子島宇宙センターの管制室など打ち上げに携わる職員が見られるところに掲示します。

打ち上げに向けてさらなる応援をお願いします!