ロケット愛ゆえに! “共和国”が宇宙に託す夢と応援

2016年9月2日(金)

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募集は終了しました。
ご応募ありがとうございました。

イプシロンで夢を射止めよう! メッセージ募集期間延長

ファン!ファン!JAXA!ご愛読のみなさん。イプシロンロケットに夢を託し機体に載せるメッセージ応募キャンペーンの期間が延長になりました。
9月12日(月・宇宙の日)までです。
まだの人は急いで、一度書いた人はもう一度! 下記のリンクからウェブページにアクセスして応募しましょう。
自分の夢もイプシロンにかける応援の気持ちも、ぜひ何度でもお寄せください。




イプシロン射場のある肝付町、ロケット愛ゆえに

さて今回、JAXAとともに…いやそれ以上の? 愛で応援メッセージを募集してくださっているのが、イプシロンロケットの打ち上げ射場「内之浦宇宙空間観測所」がある鹿児島県肝属郡肝付町です。

内之浦宇宙空間観測所は、1962年に東京大学鹿児島宇宙空間観測所として開設されました。 以来、日本初の人工衛星「おおすみ」や小惑星探査機「はやぶさ」などの科学衛星・探査機、400機を超える観測ロケットの打ち上げを行い、日本の宇宙空間観測の中枢を担っています。開所経緯は、JAXA宇宙科学研究所ウェブサイトで読むことができます。


こうして内之浦宇宙空間観測所を、ひいては日本の宇宙開発を半世紀以上にわたり愛し支え続けてくださっている肝付町。なんとロケット愛があふれすぎて“共和国”を立ち上げ、2016年にはロケット愛そして仲間を増やすために「きもつき宇宙協議会」を設立しています。公式ウェブサイトがこちら!

内之浦には海も伊勢海老も伝統芸能も…たくさんの魅力があるのですが、ウチノウラキモツキ共和国のウェブサイトはほぼ宇宙。ありがたいことに、あふれる愛を感じます。

サイトをのぞいてみると、町の人々のインタビューで内之浦宇宙空間観測所に関するエピソードが綴られています。JAXA宇宙科学研究所ウェブのそれとはまたひと味違う、当時から今に続く想いが感じられるお話満載です。





写真は内之浦の人々と、糸川英夫教授 撮影:牧工(写真家)

写真は内之浦の人々と、糸川英夫
教授 撮影:牧工(写真家)

“糸川先生は町のおじちゃんおばちゃんに、一生懸命ロケットの話をしてくださった。宇宙やロケットの夢を共有していたのではないか”

―― 「陸の孤島・内之浦」が「世界の内之浦」になった日〜二話 町民とともに夢を共有〜 渡曾(わたらい)実さん(肝付町役場産業創出課課長)インタビューより


橋本さん。画像はウチノウラキモツキ共和国ウェブより

橋本さん。画像はウチノウラ
キモツキ共和国ウェブより

“日本初の人工衛星の打ち上げが連続して失敗し、国会や新聞テレビで叩かれる日々が続いた。「先生方を励ましたい一心で、『今度こそ成功しますように』とお宮参りをしたり、千羽鶴を折って贈ったりするようになりました」”

―― 元内之浦婦人会会長の橋本雅子さん・内之浦旅館組合・組合長の白坂直道さんインタビューよりより引用


内之浦漁港

内之浦漁港

“内之浦に生まれて良かった。先生方は我々に夢と希望を与えてくださった。内之浦が世界に通じる場所、町になった。それに町を上げて協力しているんだという誇りを持ちました。その互いの信頼関係により、打ち上げを妨げないようにしています”

―― 世界一愛される発射基地「内之浦」〜後編:共存共栄のココロ〜  内之浦漁業協同組合の組合長の柳川さんインタビューより引用


こうして共有されてきた宇宙への夢やそれを応援する気持ちが、若い人にも引き継がれ、きもつき宇宙協議会の設立やメッセージ募集につながっています。

肝付町の夢、あなたの夢、みんな一緒にイプシロンで宇宙へ!

もう一度おしらせします。
あなたの夢や応援をイプシロンに載せる「イプシロンで夢を射とめよう!」メッセージの募集締め切りが9月12日(月・宇宙の日)へ延長されました。
国籍・年齢などは問いません。ぜひご応募お願いします。

あなたは、どんな夢を託しますか?



※特記のない画像はウチノウラキモツキ共和国ウェブよりお借りしました。ありがとうございます。