ホシモのおさらい ~JAXA宇宙飛行士の船外活動のあゆみ~
2018年2月14日(水)
- プロジェクト
- 宇宙飛行士と国際宇宙ステーション(ISS)
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みんな、元気~?ホシモだよ~。 |
船外活動解説番組 「金井宣茂、宇宙空間行きま~す」
放送時間:2018年2月16日(金)19:00~19:30
https://www.youtube.com/watch?v=wDxSzQ5EKKk
船外活動ユニット(Extravehicular Mobility Unit: EMU)のフィットチェックを行う金井宇宙飛行士ら(出典:JAXA/NASA) |
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今回のホシモのおさらいでは、JAXA宇宙飛行士の船外活動のあゆみをふりかえってみるよ~。
船外活動とは?
宇宙飛行士が宇宙船の外で行う活動、例えば装置や構造物の組み立てや修理、故障したり機能の低下した箇所の修理、科学機器の操作、サンプルの収集、写真撮影などの作業のことを、船外活動(ExtraVehicular Activity: EVA)と呼んでいます。
もっと詳しく:船外活動の準備から終了までの概要を教えて下さい
JAXA宇宙飛行士のうち、これまで船外活動を経験しているのはこちらの三人です。
※現在、土井宇宙飛行士はJAXAを退職されています。
土井隆雄宇宙飛行士 | 野口聡一宇宙飛行士 | 星出彰彦宇宙飛行士 |
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1997年 | 2005年 | 2012年 |
スペースシャトル「コロンビア号」によるSTS-87ミッション | スペースシャトル「ディスカバリー号」によるSTS-114ミッション | 国際宇宙ステーション(ISS)第32/33次長期滞在ミッション |
船外活動:2回(当初予定になかったスパルタン衛星※太陽コロナ観測衛星の回収、ISS建設に必要となるクレーンの機能・性能及び操作性の検証などを実施) | 船外活動:3回(損傷したタイル修理技術の試験、姿勢制御装置の交換、予備品用の船外保管プラットフォームの取付けなどを実施) | 船外活動:3回(活動時間の合計は、日本人として最長となる21時間23分。電力切り替え装置の設置作業やP6トラスの電力系機器の熱制御システムの修理などを実施) |
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JAXA宇宙飛行士は全員船外活動ができるように厳しい訓練を積んでいるけど、実際のフライトで船外活動の担当になるかどうかは、それぞれのミッションで行う作業をどんな分担で行うか調整次第なんだね~。 |