宇宙に一番近い島で、未来に一番近い芸術祭を

2017年8月4日(金)

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カーモリの峯より撮影した竹崎グラウンドと宇宙科学技術館、竹崎展望台

世界で最も美しいロケット発射場があり、日本で宇宙に一番近い島、種子島で宇宙をテーマにした新しい芸術祭が始まります!
8月5日(土)から11月12日(日)まで「自然と科学と芸術の融合」をテーマに、種子島の全島でさまざまな作品、アートプロジェクト、イベントが繰りひろげられる予定です。 アーティストが種子島のきれいな星空、おいしい特産物、そして古くから続く長い歴史と出会うことで感化され、「宇宙」のことを考えて新しい扉を開く瞬間がインスタレーション(空間芸術)やオブジェなど多彩な作品で表現されています。

来る8月11日(金)には、「みちびき3号機」を搭載したH-IIAロケット35号機の打ち上げが予定されており、見学に行かれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
その前後にぜひ「種子島宇宙芸術祭」にも足を運んでもらいたい!との想いから今回はロケット打ち上げ見学場所から回りやすい「南エリア」の作品群をご紹介します。

藤本直明+中田尚人
Immersive Shadow:Moon

月表面のデータから焼成された素焼きのタイルに載って、月面上に立って地球を眺めている状況が仮想体験できます!

場所:天空のパラダイス(熊毛郡南種子町中之上2753-26)
期間:2017年8月5日(土)~11月12日(日) 8:30~19:30(※不定休)
公式サイト

千田 泰広
Myrkviðr 〔ミュルクヴィズ〕

釣り糸を張り巡らせた暗闇の空間の中で、LEDに照らされて無数にきらめく光の粒が浮かびあがり、ゆっくりと動きます!

場所:セメント工場跡地 (熊毛郡南種子町中之上1767)※南種子町多目的広場近く
期間:2017年8月5日(土)~11月12日(日) 10:00~16:00
公式サイト

椿 昇
mammalian

宇宙規模の視点を共有すべく「増殖し続ける人類のポートレート」として、そのエネルギーを視覚化したオブジェです!

[1] 島内を巡回
期間:2017年8月25日(月)~8月31日(木)
[2] 南種子町立中央公民館(体育館)(熊毛郡南種子町中之上2420)
展示期間:不定期 ※[1]、[2]とも最新情報は公式Facebookでcheck!
公式サイト

開発 好明
ロケット開発1号

2014年に行われた島内にある「ロケット」のモチーフを集めるワークショップの際にアーティストが設置したオブジェです!

場所:南種子
料金:無料
公式サイト

小阪 淳
f(p)

ゲームコントローラーの操作に 応じてリアルタイムに生成される数式の世界の延長上で驚くべき形が生み出されます!

場所:宇宙芸術祭インフォメーションセンター999(熊毛郡南種子町中之上2420-1)
期間:2017年8月5日(土)~11月12日(日) 9:00~17:00
公式サイト

ここからの2作品は種子島宇宙センター宇宙科学技術館で展示します!

篠田守男
GT8215「世阿弥」2017

中央で浮かぶオブジェは浮遊するかたちがおもりに身をまかせて、より自由になっていく未来の彫刻を示しています!

場所:種子島宇宙センター科学技術館
期間:常設(営業時間:9:30〜17:00)
休館日:月曜日(月が祝日の場合は火。8月は原則無休)
※ロケット打ち上げのため休館となる場合がございます。事前にご確認ください。
公式サイト

筑波大学芸術専門学群デザイン専攻
宇宙生活のためのデザイン

宇宙での生活の質的向上を目的とした、筑波大学での演習でのデザイン提案の一部を展示しています!

場所:種子島宇宙センター科学技術館
期間:常設(営業時間:9:30〜17:00)
休館日:月曜日(月が祝日の場合は火。8月は原則無休)
※ロケット打ち上げのため休館となる場合がございます。事前にご確認ください。
公式サイト

いかがでしょうか?南エリアだけでもあなたの感性を刺激する作品がたくさん見られます。ロケット打ち上げ見学場所(カメラアイコン)と作品(星アイコン)の位置関係はご覧の通りですので、気になる作品があればぜひ足を運んでみて下さいね!

 

Lotusのもうひとこと|南エリアはここも見逃すな!

1700年前の埋葬遺跡から出土した多彩な貝のアクセサリーなど貴重な文化財の展示とともに、種子島の歴史、自然、文化なども紹介している広田遺跡ミュージアム。ここでも古代文化と宇宙芸術の関係を探る企画展が開催中です!

古代文化と宇宙芸術展
~港千尋「洞窟へ」心とイメージのアルケオロジー~

星空が人類の文明の発達に与えた影響から芸術の出発点を考察した港千尋による、古代文化から宇宙芸術につながる関係をさぐる写真展。インドネシア・スラウェシ島における洞窟絵画と、種子島で出土した同時代の石器が広田遺跡ミュージアムで出会います。

場所:広田遺跡ミュージアム(熊毛郡南種子町平山2571)
期間:2017年8月5日(土)~11月12日(日) 9:00~17:00
休館日:月曜日(8月は無休)
料金:300円
公式サイト