FAQ

小型ソーラー電力セイル「IKAROS」は今どこにいるのですか?

科学衛星や探査機について

JAXAの小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」は、現在、冬眠モードといって、発生電力低下による機器のシャットダウン状態にあります。現在航行している場所は計算されていますが、通信機器もすべて止まっていますので、地上と連絡は取れません。IKAROSは予定していたすべてのミッションと余剰のミッションを数多く達成し、プロジェクトチームも解散しています。

IKAROSプロジェクトチームの解散について

IKAROSは太陽の光を受けて発電しますので、太陽との位置関係により発電量が増えることが見込まれる時期があり、それに合わせて、運用にチャレンジできる可能性があります。
元々当初の設計寿命(180日)を大きく超えているものですので、今後の運用が可能かは未定ですが、研究者はチャンスを活用する道があればと継続的な運用の試みも視野に入れて検討しています。

小型ソーラー電力セイル実証機 IKAROS
イカロス君(Twitterアカウント)