地球観測とは何ですか?
地球観測について
地球観測とは、地球観測衛星を打上げて、地球の陸、海、大気など、地球の様子を宇宙から観測することをいいます。
宇宙航空研究開発機構(旧 宇宙開発事業団)は、これまでに「もも1号(MOS-1)」、「もも1号b(MOS-1b)」、「ふよう1号(JERS-1)」、「みどり(ADEOS)」、「TRMM」、「みどりII(ADEOS-II)」、「だいち(ALOS)」の7機の地球観測衛星を打上げてきました。
このうち、TRMM衛星、だいち(ALOS)衛星は今も運用中で、毎日観測データを送ってきています。
また、NASAのAqua衛星に搭載されているAMSR-Eも運用中で、毎日観測データを送ってきています。
多くの地球観測は、高度約400~1,000kmから、一定の地域を周期的に観測し、一定期間で地球全体を観測しています。
地上の植生や海面水温など様々なものを見分ける目として色々なセンサを搭載しています。
また、気象衛星「ひまわり」も地球観測衛星の一種ですが、高度約36,000kmの静止軌道から地球を見守っています。
もう少し詳しい内容については、「地球観測とは?」のページをご覧ください。