FAQ

科学観測用の大気球はどのようなものですか?

大気球について

ポリエチレンの薄膜などを使った気球にヘリウムガスを詰めて、
観測機器をジェット機の3倍以上の高度まで上昇させたものです。

気球下部には排気口があり、高度が上がって満膨張になると余分なガスを排気し、一定の高さを保ちます。
膜厚20μm(レジ袋とほぼ同じ厚さ)のものが素材として多く用いられていますが、超高高度を目指すための小型気球の開発も進められており、現在は膜厚2.8μmのものの試験を行っています。