写真で振り返る「こうのとり」6号機ミッション

2017年2月7日(火)

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2016年12月9日にH-IIBロケット6号機により打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機は、12月14日に国際宇宙ステーション(ISS)に結合、ISSへの物資の移送などを行いました。
約45日間ISSに係留し、ISSの不用物資を搭載した「こうのとり」6号機は、2017年1月28日にISSから分離、2月6日(月)0時6分頃、大気圏に再突入し、全てのミッションを完了しました。
このトピックスでは「こうのとり」6号機のミッションを写真で振り返ってみましょう。

©三菱重工/JAXA

予定の軌道に投入された「こうのとり」6号機は、高度調整軌道制御(マヌーバ)を3回にわたり実施、約5日かけてISSに接近します。

2016年12月13日
ISSへ接近する「こうのとり」6号機

2016年12月13日 19時39分
ISSロボットアーム(SSRMS)で把持

宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)への電力・通信ラインの接続が完了し、12月14日午前3時24分、補給キャリア与圧部の起動が完了。同日午前4時44分、補給キャリア与圧部のハッチが開けられ、第50次長期滞在クルーが与圧部内に入室しました。

国際宇宙ステーション(ISS)の新型バッテリへの交換のため船外活動(EVA)を行うトマ・ペスケ宇宙飛行士。



「こうのとり」6号機でISSへ届けられた日本産生鮮食品

左:「こうのとり」6号機で運んだ生鮮食品の玉ねぎを使用した「スペース・チーズバーガー」(パンをトルティーヤで代用)
右:「こうのとり」6号機で運ばれた日本産のリンゴを浮かべるキンブロー、ペスケ両宇宙飛行士

2017年1月27日 0時45分
ISSからの分離

©JAXA

2017年2月6日、宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6) ミッション完了後記者会見が開催されました。植松洋彦 有人宇宙技術部門HTV技術センター長、前田真紀 HTV6担当フライトディレクタ、井上浩一KITE推進チーム長が登壇し、ミッションについて説明を行いました。

* 注釈のない写真はJAXA/NASA提供です。
* 上記の日時は全て日本時間です。