JAXA's 最新号(064号)が発行されました!

2016年4月15日(金)

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原則2ヶ月に一度、JAXAのプロジェクトに関する最新情報や、日本各地で宇宙航空分野の研究・開発に取り組むエンジニアたちの活躍を取り上げたレポート、美しく見ごたえのある画像を大きく掲載したビジュアルページなどもりだくさんの内容でお送りしている機関誌「JAXA's」。 4月1日、最新号(64号)を発行しました。最新号は下記のリンク先で公開しておりますので、どうぞご覧下さい!

今号の主な見出しはコチラ…

金星探査機「あかつき」の軌道再投入までの5年間を語る
エンジニアは悲観的に設計し、楽観的に運用すべし

2015年12月7日、金星探査機「あかつき」を金星周回軌道に再投入することに成功しました。この日はくしくも「あかつき」が推進系のトラブルによって周回軌道投入に失敗した5年前と同じ日。想定された設計寿命を超えた運用が続く中、「あかつき」を見守り続けたプロジェクトメンバーたちが、姿勢制御に欠かせないリアクションホイールの劣化を防ぐ運用や太陽熱の影響を受けやすい「スタートラッカ」「高利得アンテナ」の表面の工夫など軌道再投入までのあゆみを臨場感たっぷりに語り合いました。

消防防災ヘリの運用に導入されたJAXAのD-NET
災害が起こればどこにでも迅速に出動する緊急消防援助隊を支援

災害発生時に消防防災ヘリを効率的に運用することは暮らしの安全・安心に直結する重要な社会課題です。JAXAが開発したD-NET(災害救援航空機情報共有ネットワーク)の技術は、2014年4月より消防庁により緊急消防援助隊のヘリコプター運用に活用されています。その運用の実際について消防庁の前田様、橋中様に伺いました。

現地ルポ 世界最大の試験設備を米欧の宇宙機関も利用
JAXA角田宇宙センター

宇宙往還機などが大気圏再突入する時と同じ厳しい条件を再現できる世界最大の高温衝撃風洞を有するJAXA角田宇宙センター。H3ロケットに搭載されるLE-9エンジンの開発試験やマッハ8を超える複合サイクルエンジンの実現に向けた技術の蓄積など、JAXAの未来を切り拓く先導的な研究開発拠点の今をルポルタージュしました。

宇宙と航空の技術をビジネスに生かすお手伝い
JAXA新事業促進部の新たな取組み

JAXAの研究開発を通じて蓄積された技術や経験、コンテンツは新たなビジネスの創出につながる可能性を秘めています。新事業促進部によるJAXAとビジネスをつなぐさまざまな取組みについて紹介しています。

編集部Lotusがお勧めの記事~Pick up JAXA's~

P6-P7「きぼう」を使いこなしていきたい
大西卓哉宇宙飛行士、ISS長期滞在への抱負を語る

油井宇宙飛行士から託された「たすき」をつなぐべく、今年6月から約4か月間、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に臨む大西宇宙飛行士が、打ち上げに向けた準備状況や滞在中の活動に向けた抱負について熱く語っています!