JAXA's 最新号(071号)が発行されました!
2018年1月4日(木)
- メディア
原則3ヶ月に一度、JAXAのプロジェクトに関する最新情報や、日本各地で宇宙航空分野の研究・開発に取り組むエンジニアたちの活躍を取り上げたレポート、美しく見ごたえのある画像を大きく掲載したビジュアルページなどもりだくさんの内容でお送りしている機関誌「JAXA's」。
1月1日、最新号(71号)を発行しました。最新号は下記のリンク先で公開しておりますので、どうぞご覧下さい!
今号の主な見出しはコチラ…
産総研・中鉢理事長×JAXA奥村理事長 新春特別対談 「イノベーションを創出し、国の期待に応える」
国立研究開発法人として「研究開発成果の最大化」や「国家的・社会的課題の解決への貢献」など、共通の使命を担う産総研とJAXA。イノベーションを創出し、国の期待に応えるために国立研究開発法人としてどのようなことに取り組んでいるのか、中鉢理事長と奥村理事長が語り合いました。
小惑星リュウグウへ、小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦はつづく
目的地である小惑星リュウグウに向けて順調に飛行を続ける「はやぶさ2」。到着時期の目安や到着後に何を行うのかについて、津田雄一プロジェクトマネージャに聞きました。
ISSと地上をつなぐ 金井ミッションを支える運用管制チーム
金井宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を支える佐孝大地、中村大地の両フライトディレクタと、神吉誠志運用管制官、関川知里運用管制官の4名に金井ミッションと地上の運用管制チームの仕事について聞きました。
ISS計画のその先へ 月・惑星探査に向けた日本独自の技術ECLSS
宇宙空間できわめて貴重な水や空気。その再生技術は国際宇宙ステーション(ISS)での活動はもちろん、将来の月・惑星有人探査ミッションの実現のカギとなる最重要課題のひとつです。長期間・安定的に利用できる日本独自のシステムの開発を担当する伊藤剛技術領域主幹に技術的な特長や課題、今後の展望を聞きました。
SDGs達成に向けてJAXAが果たす役割とは
SDGsとは、2030年までに持続可能な社会の実現を目指して世界が合意したさまざまな目標・行動指針です。その中でJAXAにできること、すべきことは何かについて、「しずく」(GCOM-W)プロジェクトサイエンティストを務め、現在は国連大学上級副学長の沖大幹さんに伺いました。
塗料で空気抵抗を減らしたい FINE(表面摩擦抵抗低減コーティング技術の飛行実証)の挑戦
JAXAは、航空機の表面に働く空気抵抗を減らし、燃費を改善するための塗装型リブレットを開発し、飛行実証試験でその有効性を確認しました。栗田充主任研究開発員に試験で得られた課題や今後の展望などについて聞きました。
編集部Lotusがお勧めの記事~Pick up JAXA's~
P10-11 日本の独自技術でピンポイントの月着陸を実現する
-小型月着陸実証機「SLIM」の開発に迫る-
昨年10月、月周回衛星「かぐや」の観測データから月の地下に巨大な空洞があることが明らかになりましたが、今後の探査に向けては狙った場所にピンポイントで下りられるよう、重力天体への精度の高い着陸技術が必要になってきます。このピンポイント着陸技術を実証するための小型月着陸実証機「SLIM」の開発が進められています。オリジナリティのある技術で国際宇宙探査への貢献を目指す「SLIM」の目標と開発の現状について坂井真一郎プロジェクトマネージャに聞きました。