JAXA's 最新号(061号)が発行されました!

2015年7月2日(木)

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原則2ヶ月に一度、JAXAのプロジェクトや研究に関する最新情報・特集、宇宙・航空に関わる日本各地のエンジニアたちの活躍レポート、美しく見ごたえのある画像を大きく載せたビジュアルページなどもりだくさんの内容でお送りしている機関誌「JAXA's」。 7月1日、最新号(61号)を発行しました。最新号は下記のリンク先で公開しておりますので、どうぞご覧ください!

今号の主な見出しはコチラ…

「きぼう」はNextフェーズへ

国際宇宙ステーションは高真空・微小重力といった宇宙環境ならではの特徴を活かした実験や研究が様々な分野で行われています。「きぼう」日本実験棟の完成から6年の節目となる2015年、新たな実験装置が追加されて国の戦略的な研究開発へのさらなる貢献を目指して次のステージへ進みます。新時代の「きぼう」利用の例として小動物実験装置MHU、高エネルギー電子・ガンマ線観測装置CALET、船外簡易取付機構ExHAMについて紹介します。

高い信頼性を誇るH-IIA 改良を加え、世界で勝負

打ち上げ成功率96.4%と世界最高水準の信頼性を持つH-IIAロケット。今後の多様な衛星打ち上げ需要に対応し、海外の衛星打ち上げの受注できるようにH-IIAロケットの第2段に対して行われている改良について紹介します。

増大する航空交通量 JAXAが取り組んだ5つの技術

2030年には現在のおよそ2倍に増えると試算されている世界の航空交通量。来るべき将来に向けて、2012年からDREAMSプロジェクトを立ち上げて、空港交通量の増大に対応する技術や防災・小型機運航技術の開発に取り組んできました。6月1日には報道関係者向けの成果報告会も開催された、同プロジェクトの成果について紹介します。

編集部Lotusがお勧めの記事~Pick up JAXA's~

P17 【研究開発の現場から】次世代天文衛星SPICAの断熱放射冷却装置

赤外線宇宙望遠鏡は自らが発する赤外線のノイズを減らすため望遠鏡そのものを冷却する必要があります。これまでは液体ヘリウムなどの冷却材を大量に搭載して冷やしていましたが、3重構造のトラスパイプで高断熱構造を実現する新しい構造設計技術と機械式冷凍機を組み合わせて世界最高水準の冷却性能を目指す取り組みを紹介しています。



配送サービス再開しました!

今号より「宇宙のとびら(宇宙教育教材配送サービス)」を通じて配送サービスを再開しております。この機会にぜひお申込みください。