JAXA社会環境報告書2014が「第18回 環境コミュニケーション大賞 環境配慮促進法特定事業者賞」を受賞

2015年2月27日(金)

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「JAXA社会環境報告書2014」が「第18回 環境コミュニケーション大賞」において「環境配慮促進法特定事業者賞」を受賞しました。

2015年2月25日に行われた表彰式の様子



受賞のポイント

宇宙環境問題としてのスペースデブリ対策や、ISO26000の中核課題を意識した社会側面の開示が、社会とのコミュニケーションツールとして優れていると評価いただきました。
JAXAでは2006年より「社会環境報告書」を発行し、2014年で9号目の発行となります。受賞は3度目!



ホシモの知りたがり 社会環境報告書ってなあに?

生活や経済活動を通じて、私たちは地球に様々な影響を与えてきたため、いずれ、人間もほかの生き物も地球で暮らしつづけられなくなるのではと心配されています。そこで、自然に与える影響や再生のスピードを考えて社会活動を調節し、住み続けられる社会を創りましょう! という考えが広がっています(「持続可能な社会」といいます)。

この考えにもとづき、法人は環境に配慮して事業活動を行い社会から信頼されるよう努める責任があります。そのために、法人ごとに「事業活動がどれほど環境負荷を与えるか?」「それを減らするためにどのような取り組みをおこなっているのか?」などの環境情報をまとめて社会に公表するのが、環境報告書です。
環境報告書は、その作成・公表を通じて、法人が自組織の環境に関する取り組みを定期的に見直し、組織の人々の環境意識を高めるという役割もあります。

JAXAもさまざまな環境への取り組みを実施しており、年度ごとにまとめています。JAXAの報告書はひろく社会と共生するための取り組みも記載しているので「社会環境報告書」としています。



ホシモも登場、JAXA社会環境報告書2014

JAXA社会環境報告書2014には、Web版と冊子版があります。

ロケットの打ち上げ業務、人工衛星の運用、航空機の研究開発には、様々な環境負荷があり、電力もたくさん消費します。そのことと、行っている環境配慮への取り組みをキチンと掲載。具体的な目標値やその達成度も、ありのままに公表しています。



またひろく社会との共生についてJAXAが取り組んでいることも掲載しています。
「コズミックカレッジ」や「一般公開」担当者の声も掲載。参加したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

さらに!なんと!開発研究者にホシモがスペシャルインタビューした記事も載っています。 イプシロン開発者や「はやぶさ2」など注目の高いJAXA事業、スペースデブリなど環境への取り組みについて聞きました。

内容もりだくさんの、JAXA社会環境報告書。
ちょっとずつでもかまいません、読んでみてくださいね。