民間企業や大学等の開発する小型衛星を打ち上げるチャンスが広がりました。

2013年5月28日(火)

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日々の生活のインフラを支えたり、地球環境の保全や災害監視、また広大な宇宙のナゾに迫る手段として、世界中の人工衛星が活躍しています。こうした人工衛星を打ち上げるのは、かつてNASAやJAXA、また宇宙開発分野に長けた企業の活動と思われていましたが、いまや民間企業や大学等へと裾野が広がっていることをご存知ですか。

小型衛星について

JAXAでは、宇宙開発利用の裾野を広げ、未来の日本の宇宙開発を担う人材育成を目的として、広く民間企業や大学等の開発する超小型人工衛星をさまざまな形で打ち上げ(または放出)する機会を提供しています。

過去の相乗り小型衛星の打ち上げでは、平成24年5月18日に第1期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)を載せたH-IIAロケットの余剰能力を活かして"相乗り"小型副衛星が打ち上げられました。また小型衛星放出では、同年10月5日に国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けられた日本実験棟「きぼう」から、星出彰彦宇宙飛行士によって宇宙空間へ放出されました。

平成25年3月22日(金)に行われた「JAXA相乗り小型衛星ワークショップ」では、過去に打ち上げられた小型衛星開発や運用における成果や成功の秘訣などを共有し、H-IIA相乗り小型副衛星の公募制度、および「きぼう」からの小型衛星放出の通年公募の開始についてご紹介しました。会場では、熱心に意見が交わされ、公募への意欲が高い参加者が多く集まりました。

超小型副衛星の開発に興味がある企業や大学等の方々からの、新たなチャレンジをお待ちしています。

JAXA産業連携センター 相乗り小型衛星

「JAXAオープンラボ制度」について

JAXAではこのような公募小型副衛星以外に、さまざまな形での企業や大学等との連携について「JAXAオープンラボ制度」という門戸を開いています。

この制度は2つの方向性があり、1つ目は、外部に存在する優れた資産(技術・知的財産・人材等)をJAXAの研究開発に積極的に活用することです。2つ目は、JAXAの有する資産を外部の方々に活用いただくことです。

JAXAオープンラボ制度を通じて、国内のより多くの企業・大学等に宇宙航空分野へ参入していただくとともに、社会的・産業的にインパクトのあるイノベーションを実現することで、宇宙航空産業の裾野の拡大を推進していくことを目的としています。

「JAXAの提示する技術課題に対して自社の技術を提案したい」「JAXAの培った資産を自社のビジネスに活用したい」といった意欲のある皆さまからのご応募をお待ちしています。

JAXA産業連携センター オープンラボ公募
JAXA産業連携センター 宇宙ブランド JAXA COSMODE PROJECT

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相乗りはいいんだけど、今までの相乗り衛星の殆どが上手くいっていないという覚えがあります。色々なところからの労力を合わせて作ったものだから、それらが無駄にならない手助けをJAXAがしてくれるといいなと思います。

写真綺麗だなぁ~

もっともっと相乗りで衛星をあげれるようになるといいですね~

相乗り、きぼうからの放出、イプシロンでの打ち上げ。小型衛星の利用機会が増えてきました。民間技術の活用やデブリ除去など、新しい試みが生まれることを期待したいです。

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