太陽観測衛星「ひので」が金環日食の様子を撮影

2014年10月27日(月)

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©JAXA/国立天文台

ひので」は8年間観測を行っているが、3回も金環、皆既日食に遭遇することは極めて珍しい

2014年10月24日、太陽観測衛星「ひので」は、軌道上で太陽―月―「ひので」と一直線上に並び、金環日食に遭遇しました。JAXA、自然科学研究機構 国立天文台、およびNASAは、その際に撮影した金環日食のX線太陽画像・動画を公開しました。

日食は太陽と月、地球が一直前に並んで起きる現象です。月の見かけが太陽よりも小さいと太陽は完全に隠れずリング状に見える「金環日食」になります。

日本時間の24日午前6時53分頃、北米の上空約680キロを通過した「ひので」と太陽―月が一直線上に並び金環日食になりました。この時地上では北米で部分日食が観測され、金環日食が見られたのは宇宙だけでした。

動画:「ひので」ホームページにて公開中

日食が起きる仕組み

(国立天文台ホームページより転載)

図は、金環日食が起こる仕組みを、地球の外からの視点で示しています。相対的に、太陽が地球に近く、月が地球から遠いときに日食が起こると、太陽によってできる月の影は地球の表面まで届きません。このような場合、月の影の延長上の地点には、太陽の縁からの光だけが届いて金環日食が起こり、そのまわりの地点では部分日食が起こります。
日食は、見る場所によって、どのくらい深く欠けるかも違いますし、日食が始まる時刻や一番大きく欠ける時刻・日食が終わる時刻も違います。

【日本でこれから見られる金環・皆既日食】
2030年6月1日金環食 北海道の大部分
2035年9月2日皆既食 関東・中部の一部
   

さらに詳しく知りたい方はコチラ


【おすすめ図書】
「太陽のきほん」
著作:上出洋介
発行:誠文堂新光社
定価:1,728円
ISBN:978-4-41-620817-5
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地上からは見えないものも宇宙からなら見える。人工衛星からのこうしたデータの積み重ねが、いつか大きな発見へと繋がっていくんでしょうね。そしていつか、SF小説や映画みたいに、こんな光景が普通になるのかしら。でも今は、ひのでさ~ん、日食独り占めしちゃダメよ~ダメダメ(笑)というよりはウラヤマシイ!

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