金井宇宙飛行士、国際宇宙ステーションに到着!

2017年12月19日(火)

  • プロジェクト
  • 宇宙飛行士と国際宇宙ステーション(ISS)
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ISS入室は3番目


12月19日 17時39分、金井宇宙飛行士らを乗せたソユーズ宇宙船(53S/MS-07)は、ISSにドッキングしました。
ハッチのリークチェックを行ったあと、19時54分、ISSとソユーズ宇宙船間のハッチが開かれ、金井宇宙飛行士ら3名のクルーはISS内へ入室!第54次/第55次長期滞在クルーとしてISSでの滞在を開始しました。

入室直後に行われた地球との交信イベントで、金井宇宙飛行士は「仕事ばかりではなく、きちんと宇宙を楽しみたいと思います!」と語りました。

滞在中のミッション「健康長寿のヒントは宇宙にある。」

金井宇宙飛行士は6月3日頃まで約6か月の間ISSに滞在し、次のようなミッションに取り組みます。

  • 医薬品などの研究開発につながる高品質なタンパク質の結晶生成実験
  • 小動物の長期飼育による加齢研究支援
  • 「きぼう」日本実験棟の船外利用(超小型衛星放出、宇宙用機器の実証実験など)
  • JEM自律移動型船内カメラ(Int-Ball)による、有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

装置(PCRF)にタンパク質結晶生成実験サンプルを設置(画像は大西宇宙飛行士)

キューポラから撮影された「きぼう」日本実験棟と地球の夜景


先輩宇宙飛行士からのタスキをしっかり引き継ぎ、日本の信頼をさらに強めるべくミッションに取り組む予定です。難しいミッションが数多くありますが、訓練を重ねてきた金井宇宙飛行士の準備は万端です。皆様からの応援メッセージをお待ちしています!