EVENT・SYMPOSIUM

2023年度 内之浦宇宙空間観測所 施設特別公開

内之浦宇宙空間観測所では4年振りとなる入場者数制限なしの施設特別公開を開催します。
肝付町主催の「きもつき宇宙フェス」も同日開催!
宇宙イベント盛りだくさんの肝付町内之浦へぜひお越しください。

イベントの詳細は、当ページにて随時お知らせいたします。
公開する施設設備やイベントの内容は天候等の理由により予告なく変更となる場合があります。

イベント概要

イベント名 2023年度 内之浦宇宙空間観測所 施設特別公開
開催日 2024年2月11日(日)
時間 9:30~16:00
駐車場から施設特別公開会場へ向かうシャトルバスの最終便は15:15です。
お乗り遅れの無いようご注意ください!
場所 JAXA 内之浦宇宙空間観測所
〒893-1402 鹿児島県肝属郡肝付町南方1791-13
お問い合わせ TEL 050-3362-3111
入場料 無料
駐車場 内之浦銀河アリーナ駐車場等 [MAP]開場9:00~16:30
観測所内への一般車両の乗り入れは禁止です。
看板及び誘導係員の指示に従ってください。

駐車場は「きもつき宇宙フェス」会場の駐車場となります。
駐車場から観測所までは無料シャトルバスを運行します。
駐車場始発9:15/最終15:15(乗車時間約10分程度)
お知らせ 特別公開会場での物産・飲食販売はなく、食事をする場所がありません。
食事は「きもつき宇宙フェス」のグルメコーナーをご利用ください。

施設特別公開の会場に着いたら、総合案内でビニールバッグをもらって中身をチェックしましょう!イベントマップ、スタンプラリー台紙、アンケート用紙が入っています。

施設特別公開

普段は見ること・入ることができない施設・設備をご覧ください。

■Mセンター台地(イプシロンロケット打上げ場)メイン会場

M組立室 メイン会場 イプシロンロケット各段の整備等を行う
煙道 ロケット発射時の煙の通り道
M管制室 M-Vロケット打上げの発射管制
イプシロンロケット1段モータ整備台車 最終整備が終わったイプシロンロケットの1段モータを、組立室から整備塔へ移動させるための台車
門型クレーン ロケット各部を組立室から整備塔へと運ぶクレーン
50tの重さのものまで運べます
イプシロンロケット試験機フェアリング展示 フェアリングの分離放てき試験で使用された試験モデル。試験後は、内之浦射場でのロケット組立て練習に使用されました。

※改修工事のためイプシロンロケット発射装置の公開はありません。次回の公開をお楽しみに!

■KSセンター台地(観測ロケット打上げ場)

組立室 観測ロケットロケット整備・組立を行う施設
観測ロケット発射装置 2023年12月2日に観測ロケットSS-520-33号機を打ち上げた発射装置や、以前に使用していたS-310・S-520の発射装置
KSドーム 観測ロケットを打ち上げる施設。ドームの屋根にある扉を開けてドームの中から観測ロケットを打ち上げていました。(現在は使用していません)

■電子計算機室

観測ロケット発射管制室 観測ロケットの打上げ管制を行う施設

イベント

開催場所はイベントマップ(新しいウィンドウでPDFを開く)を見てね!

■講演

場所:メイン会場(M組立室)の特設講演会場
観覧:自由(座席数100席、立ち見可)

スケジュール・演題・講師:

10時00分
から
11時00分
演題:「『宇宙研のあゆみ』IGY観測ロケット→おおすみ→はやぶさ→はやぶさ2」
講師:宇宙科学研究所 所長 國中 均
11時30分
から
12時30分
演題:「強化型イプシロンロケットとイプシロンSロケット」
講師:イプシロンロケットプロジェクトチーム
プロジェクトマネージャ 井元 隆行
ファンクションマネージャ 宇井 恭一
ファンクションマネージャ 原 利顕
14時30分
から
15時00分
演題:「内之浦から旅立つ革新的衛星技術実証プログラムの衛星たち」
講師:研究開発部門超小型・小型衛星宇宙実証研究ユニット 金子 豊

■革新的衛星技術実証プログラム展&クイズ「人工衛星を探せ!」

場所:メイン会場(M組立室)
内容:革新的衛星技術実証プログラムを紹介するポスターや映像、模型を展示します。
フォトブースもあるよ。クイズを通じて衛星に詳しくなろう!!

革新的衛星技術実証とは・・・JAXA研究開発部門のプロジェクトのひとつで、企業や大学などが開発した機器や部品、超小型衛星、キューブサットに宇宙実証の機会を提供するプログラムです。内之浦宇宙空間観測所からイプシロンロケットで打ち上げています。
詳しくは革新的衛星技術実証プログラムサイトをチェック!

■能代ロケット実験場 紹介展示・ロケットの缶バッジを作ろう!・ミニロケット打上げ実験

場所:メイン会場(M組立室)
内容:能代ロケット実験場の紹介や、ロケット・人工衛星の缶バッジ作り(一人1個、先着300名)の他、水素を使ってミニロケットを打ち上げるミニ実験を行います!

秋田県能代市にある能代ロケット実験場は、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる観測ロケット、科学衛星および探査機打ち上げ用M(ミュー)ロケットの研究開発に必要な各種固体ロケットモータの地上燃焼試験を行うため、1962年に開設されました。現在は、イプシロンロケットモータの地上燃焼試験など次世代の個体ロケットシステムに関する研究、液体水素ジェットエンジンの開発、完全再使用型宇宙輸送システムの研究を行っています。
★能代ロット実験場の取り組み(ISASオンライン特別公開2022)【動画】

■観測ロケットS‐520‐33号機研修報告&うちゅっぴんぐ

場所:メイン会場(M組立室)特設講演会場
時間:13時00分~13時45分/15時15分~16時00分の2回(同じ内容)
観覧:自由(座席数100席、立ち見可)
内容:2023年12月2日(土)に内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた観測ロケットS‐520‐33号機に参加した研修生の研修報告と、うちゅっぴんぐ(プロジェクションマッピング)作品を2つ披露します!

★作品1「Model of 200 MILLION」
うちゅっぴんぐ第1作目!本作品はM-Vロケットに関わるミッション(現実)とフィクションが融合した作品です。原寸大のロケットに投影する用の作品として製作した本作品を1/10モデルで内之浦に!
★作品2「JAXA LOGO」
JAXAのシンボルである“JAXAロゴ”に対して光の演出を加え、かっこよく仕上げました。調布や相模原キャンパスで上映し、大好評だった本作品をぜひお楽しみください!

■観測ロケット実験グループMR体験

場所:KSセンター台地(観測ロケット打上げ場)
内容:観測ロケット発射装置にMR:Mixed Reality(複合現実)で観測ロケットのバーチャル実寸機体を装着!

■水ロケット教室-ペットボトルでロケットを作って飛ばそう!-

参加には整理券が必要です。メイン会場(M組立室)の総合案内で整理券をもらってから水ロケット教室の会場へ行き、受付へ整理券を渡しましょう。参加の順番は受付の先着順です(整理券番号順ではありません)。受付時間を過ぎると整理券をお持ちでも参加できませんのでご注意ください。

整理券配布場所:Mセンター台地(メイン会場)M組立室 総合案内
水ロケット教室会場:KSセンター台地(観測ロケット打上げ場)
定員:各回60名(幼児・小中高校生 ※幼児は保護者と参加)
時間:

場所 総合案内所 水ロケット教室会場
内容 整理券配布
(無くなり次第終了)
受付 水ロケット教室実施
1回目時間 9:30~10:30 9:50~11:00 10:00~11:30
2回目時間 12:00~13:00 12:20~13:30 12:30~14:00
3回目時間 13:50~14:50 14:10~15:20 14:20~15:50

■直径34mパラボラアンテナの駆動実演

時間:<準備中>
内容:大きなパラボラアンテナの迫力ある動きを間近に見よう!駆動実演が無い時間帯もスタッフからアンテナの話を聞けちゃいます。(当日の運用状況により直径20mアンテナ駆動実演に変更の可能性があります)
★地球と宇宙をつなぐ 追跡ネットワーク技術センター

■スタンプラリー

施設特別公開の各会場をまわって7つのスタンプを集めよう!
全てのスタンプを集めてミッションコンプリート!
完成したスタンプラリーをメイン会場(M組立室)の総合案内所へ持って行くとグッズをプレゼント。

過去の開催の様子


Mセンター台地(イプシロン打上げ場)公開


講演


Mセンター台地(イプシロン打上げ場)公開


Mセンター台地(イプシロン打上げ場)公開


KSセンター台地(観測ロケット打上げ場)公開


水ロケット教室


衛星ヶ丘展望台


34mパラボラアンテナ(駆動実演)



スタンプラリー