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「はやぶさ2」は、なぜ地球を約1周した後でロケットから分離されるんですか?

「はやぶさ2」について,ロケットについて,科学衛星や探査機について

2014年12月1日(月) 更新
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「はやぶさ2」では、打ち上げ後、第一段エンジンの燃焼が終了した後、第二段エンジンの燃焼が始まります(打ち上げから6分50秒後)。
第二段エンジンの燃焼開始から約5分30秒後(打ち上げから11分18秒後)には、いったん、エンジンの燃焼を止めて、そのまま約1時間30分飛行します。
そして、打ち上げから1時間39分23秒後に再度燃焼を始めて、約4分後に第二段エンジンの燃焼が終了します(打ち上げから1時間43分24秒後)。そして約4分後(打ち上げから1時間47分15秒後)に「はやぶさ2」が分離されることになります。

ロケットの飛行経路 ※画像をクリックすると拡大します


この間、「はやぶさ2」は第二段ロケットに付いたまま地球を約1周するのですが、この理由は地上局との通信が関係しています。
第二段エンジンで一気に加速して探査機を分離するような打ち上げも可能なのですが、そうすると、探査機がロケットから分離したあと地上局と通信ができるまで少し待たなければなりません。ロケットから分離した後はなるべくすぐに通信を確立して探査機の運用をしたいので、このような打ち上げはあまり好ましくあ りません。それで、ロケットから探査機が分離された後すぐに通信ができるように、1周待ってから再加速して探査機を分離するようにしたのです。

関連リンク:

“いつもとは一味ちがう” H-IIAロケット26号機に反映された「基幹ロケット高度化技術」
はやぶさ2特設サイト

2014年12月更新

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