向井技術参与、3月8日国際女性の日に向けて語る
2017年3月8日(水)
- 宇宙飛行士と国際宇宙ステーション(ISS)
JAXAの向井千秋技術参与は、2017年1月より外務省の嘱託として、国連宇宙空間平和利用委員会の科学技術小委員会議長に就任しました。3月8日の国際女性の日にちなみ、東京理科大学の副学長としての試みやこれまでの自身のキャリアの築き方について語りました。
科学技術小委員会にて。シモネッタ・ディピッポさんと向井千秋技術参与(ディピッポさんTwitterより)
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向井千秋さんは、1952年、群馬県館林市で生まれ、十歳のころからお医者さんになりたいという夢を持っていました。医学部に進学し、外科医として働いていた向井さんは、いつからか地球を外側から見てみたいと思うようになっていました。
1983年、宇宙開発事業団(現JAXA)の宇宙飛行士募集に応募し、1985年8月に毛利衛さん、土井隆雄さんとともに宇宙飛行士に選ばれたのです。
アジア初の女性宇宙飛行士として向井宇宙飛行士は、1994年7月にスペースシャトル「コロンビア号」に乗りこみ、宇宙でたくさんの実験を行いました。また、1998年10月には2度目の宇宙へと飛び立ちました。このときも宇宙で生命科学や宇宙医学など、たくさんの実験を行いました。
2015年4月に、東京理科大学 副学長に就任しました。
スペースシャトル内の向井宇宙飛行士(1994年)