宇宙航空の研究開発を支える事務系のお仕事

2015年9月7日(月)

  • プロジェクト
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“JAXAの仕事”といえば皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか?

 ロケット、人工衛星、宇宙科学、航空機、これらに関する研究開発…

様々なイメージをお持ちかと思いますが、それぞれ意義のある研究開発に取り組む研究者たちを支えているのが、事務系の職員です。今回はJAXAの事務系の仕事について現役職員の声とともにご紹介します。

皆さまから寄せられる事務系のお仕事に関するご質問

8月24日に放送した映像情報特別番組「ファン!ファン!JAXA!生放送 ホンモノ研究者に聞いてみた!!」の企画として事前に質問を募集したところ、こんな質問をお寄せいただきました。

こんにちわ。
今文系の四年生大学に通ってるのですが、文系がjaxaで働くには主に事務職だと聞きました。
そこで質問なのですが、事務職とか主にどういったことをなさるのですか?よければお教えください!

また日ごろより、同様のご質問もたくさんいただいています。

JAXAの「事務系の仕事」とは?

総じて“事務系”と表現していますが、その仕事の内容は当然多岐にわたります。基本的なオフィスワークにとどまらず、組織運営・研究開発・プロジェクトを進めるために必要な調整や手続きをおこない、制度の構築を担います。

ひとつの専門に留まらず幅広い分野で活躍し、JAXAの経営を担う立場や、ある分野の専門家となっていきます。



「JAXA 新卒採用サイト」仕事紹介をのぞいて、もうすこし細かくみてみましょう。


法務

事業活動が法的に正しいかどうかを判断する役割を担います。具体的には、外部との各種協定を締結する、社内規程を制定・改正するといったシーンで法的業務に幅広く携わります。

予算管理

各省庁への予算要求から、企業や大学との契約締結、業務完了後の支払い、年度終了後の決算にいたるまで一連のお金の流れに携わります。事務系職員が就く割合が最も高いのがこの業務です。

人事

職員に関わる様々な業務を担います。採用や人事異動などに関する事務のほか、給与支払い、職員育成のための研修実施、保険や年金の手続き、労務管理や労働組合との交渉といったことも。

広報・教育

宇宙航空活動をもっと世に広めるため、さまざまな周知活動をおこなっています。広報が広く一般を対象にし、教育は青少年にターゲットを絞ってより深く持続的に情報提供をおこないます。

国際

国際協定に関する調整や文書作成、国際会議の企画立案および手配準備・運営、各国大使館の科学担当へのPR活動などを担当します。各国の宇宙情勢を調査し発信する業務も担っています。語学力だけではなく、立場や文化の異なる人とも円滑にコミュニケーションできる能力が求められます。

プロジェクトを支える職員たち

新卒サイトには事務系職員のインタビューが掲載されています。気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね

ディープな技術を支える人々

ラジオ日本で放送中の番組「ディープな宇宙をつまみぐい」では、第20回放送「ディープな技術を支える人々」にJAXAで働く現役の事務系職員2名がゲスト出演し、想いを語りました。

8月14日(第20回放送)
今回のディープ ディープな技術を支える人々
ゲスト
(所属)
木川 大輔、上ヶ平 有紀
(JAXA研究開発部門 研究推進部)
パーソナリティ 畠中 龍太

放送内容からゲストの声の一部を抜粋して、JAXAのお仕事をはじめた経緯や現在のお仕事をご紹介します。

木川 大輔  [財務部、契約部を経験]

現在は予算を担当しています。数字が好きなので学生時代に経理の学校に通い、JAXAの入社試験を受けました。
仕事内容は、お金の要求や管理です。
どの研究にいくら配分するのか?どの研究がどの程度の予算が必要なのか?研究の内容と価値を把握した上で、予算額と照らし合わせていくところが苦労しました。
必要な予算を用立てることで、研究が滞りなく行われるように支えていきたいと思います。

上ヶ平 有紀  [国際部、有人関連の広報を経験]

大学で国際法のなかでも“宇宙法”を勉強していました。
JAXAに入社してからは宇宙ステーションの法務関係の仕事に携わりました。様々な国による交渉のスタイルの違いや、英語の発音の違いで聞き取り困難なところが、苦労したところです。
研究者の代わりにこれからも重要な権利関係について代弁していきたいと思います。

テキスト:© ラジオ日本

続きはPodcast配信で、いつでも!どこでも!何度でも!視聴することが可能です。


JAXAの事務系の仕事は、宇宙航空の研究開発を支援するとても意義のある仕事です。


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コメント
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こうのとり、お世話様でした。情が移って惜しむ感情が湧いています。
この<情>を事務系の方々が表現してくださるのだと思います。

先日、筑波宇宙センターを見学しました。
工夫が凝らされて、広くお伝えするJAXAの使命感を感じましたよ。
実物大の実験棟<きぼう>や<こうのとり>などの展示に魅せられます。
“まあ、何て大きいんだろう! ここで油井さんが頭上方向へフェイドアウトするのね~。”
宇宙空間で支えの無い状態で把持する油井亀美也宇宙飛行士の操縦技術に改めて感心しました。
案内される担当員さんも笑いを交えて楽しく詳細に説明くださるの。
事務系職員さんの腕の見せ所ですね。

敷地内にある休憩所に<種子島SPACECIDER>を販売していて喉を潤しました。
シュワッと心地良く、ISS搭乗中の皆さんに優越感を抱いたのだった。 !(^^)!

LINE Q でこのまえJAXAの柳川さんが「文系の学問を修めてこられた方も沢山います。法律、経済、政治、などなどです。皆がロケット工学を修めて来ましたなんて状態だと、組織が持ちません。」て答えてました。
そうですよねー*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
主婦出身もJAXAで働きたいです(笑)
子どもに託すかな?

「国民
活動の理解促進、正確な情報伝達」

この分野に関しては、全く物足りないと申し上げるほかありません。
例えば何故、
外国語で話された内容から日本語版を作るとオリジナルの内容から内容が変わっている
、という事を今日頻繁に見かけるのでしょうか。
当然ご担当の方々はご承知の上かと思います。
それとも、おわかりにならない程JAXAはここに人とお金をかけていないということでしょうか。
何れにしましても、この有り様では
JAXAが正確さを目指している、と見ることは困難ですし、
国際協力、真の協力関係など成り立つのかも
はなはだ疑問です。

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