JAXAも協力!日本HP社の「Project Mars -Education League JP-」が第9回キャリア教育アワード 経済産業大臣賞(大賞)を受賞しました!
火星における人類100万人の暮らしを科学的根拠に基づき設計する国際的プロジェクト「HP Mars Home Planet」と連携し、日本の学生のキャリア教育を目的としたプロジェクトである「Project Mars -Education League JP-」が、第9回キャリア教育アワード 経済産業大臣賞(大賞)を受賞しました。
「Project Mars -Education League JP-」は、答えのない課題に対し、多様なメンバーと協働し、最新テクノロジーを活用したプログラムとして、株式会社日本HPが国内で推進しています。
日本HPが事前に東京、大阪で開催したワークショップにおいて、JAXAは「火星で生活する上で重要なことは何なのか」を学生たちに考えてもらうきっかけをつくるため、地球上と宇宙の環境の違いや実際の国際宇宙ステーション(ISS)での生活状況などの内容を含んだ職員講演を実施しました。また、本プログラムの第一次フェーズ決勝プレゼンと第三次フェーズでは、宇宙探査イノベーションハブの川崎一義 副ハブ長が審査委員長を務め、学生たちと様々な意見を交わしました。
さらに、9月に開催したJAXA筑波宇宙センター特別公開では、「Project MARS -Education League JP-」の優勝チームを含む4チームのコンセプトをVR化した作品を「火星に創られた100万人の未来都市を体験しよう!」のイベントコーナーで一般公開しました。
キャリア教育アワード
企業や経済団体による教育支援の取組を奨励・普及するため、平成22年度に創設した表彰制度です。また、平成23年度より最も優秀と認められる取組には経済産業大臣賞を授与しています。今年度は、計36件のご応募をいただき、審査委員会による厳正な審査の結果、経済産業大臣賞2件(内1件大賞)、優秀賞6件、奨励賞4件が選出されました。