大西宇宙飛行士のISS長期滞在が決定!

2013年11月29日(金)

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  • 宇宙飛行士と国際宇宙ステーション(ISS)
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水中で初の船外活動の訓練に臨む大西宇宙飛行士(2010年)

2016年6月頃から約半年間、国際宇宙ステーション(ISS)の搭乗員として長期滞在

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月29日、大西卓哉(おおにしたくや)宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション (ISS)の第48次/第49次長期滞在搭乗員として決定したことを発表しました。

ISSでの滞在期間は2016年6月頃から約半年間で、打ち上げ及び帰還時はともにロシアのソユーズ宇宙船を使用します。滞在中はフライトエンジニアとしてISSの運用、宇宙環境を利用した科学実験などを担当する予定です。

大西宇宙飛行士は今回が初飛行で2011年7月にISS搭乗宇宙飛行士として認定されたのち、様々な訓練に参加し宇宙飛行士としての資質の維持向上に取り組んでいました。


「『技術は人に宿る』という信念のもと(中略)自らの長期滞在の際には子供たちにより身近に宇宙を感じてもらえるよう、その魅力を様々な形で伝えていきたいと考えています」(本人談)


JAXA宇宙飛行士として6人目のISS長期滞在


さらに詳しく知りたい方はコチラ

JAXAの宇宙飛行士(大西卓哉)

【おすすめ図書】
「国際宇宙ステーションとはなにか」
著者:若田光一
発行:講談社ブルーバックス
定価:940円+税
ISBN:978-4-06-257628-4
若田さんが自らの体験を通してISSの仕組み、宇宙飛行士の衣食住、訓練などを語ります。