若田宇宙飛行士、2度目のISS長期滞在へ出発！

若田光一宇宙飛行士らが第38次/第39次長期滞在クルーを乗せたソユーズ宇宙船（37S/TMA-11M）が、11月7日（木）13:14に、バイコヌール宇宙基地（カザフスタン共和国）から打ち上げられました。

ロケットは順調に飛行し、およそ9分後にソユーズ宇宙船は地球を周回する軌道に投入され、打ち上げは無事成功しました。
ソユーズ宇宙船は、19:27、国際宇宙ステーション（ISS）とドッキング。21:44にISS間のハッチが開かれた後、若田宇宙飛行士らの3名のクルーはISSへ入室し、第38次長期滞在クルーとしてのISS長期滞在を開始しました。

若田宇宙飛行士は、通算4度目の宇宙飛行、2度目のISS長期滞在で、今回はおよそ半年間滞在します。このうち後半の約2か月間では、日本人として初めてISSのコマンダー（船長）として、滞在期間中の指揮をとることになっています。
コマンダーは、ISS滞在中のクルー全体の指揮官として、緊急事態の際には、クルー全員の安全確保に責任を持つほか、可能な限りベストなミッションを遂行できるよう、クルーと地上が一緒になっていい作業ができるよう手助けをする役割を担っています。

ファン！ファン！JAXAでは若田宇宙飛行士への応援メッセージを募集中です。
日本人初のコマンダー（船長）として活躍する若田宇宙飛行士へ皆様からの熱いエールをお待ちしています。

※本文中の日時は全て日本時間です。
※画像出典：JAXA/NASA