[締切延長!]イプシロンロケットに応援メッセージを送ろう!

2017年7月28日(金)

  • プロジェクト
  • ロケット
このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたの応援メッセージがロケットマークの一部に!

JAXAは、今年度に打ち上げを予定している「イプシロンロケット3号機」のプロジェクトメンバー、ミッションへの応援メッセージを募集します。
イプシロンロケットでは、初号機、2号機に引き続いて実施するこの企画。実はプロジェクトメンバーの大きな心の支えとなっています。

ロケットを打ち上げるまでには、1つ1つの部品から大きな設備に至るまで、限られたスケジュールの中で様々な試験や確認を経ていく必要があります。そのような作業に追われる日々を過ごすプロジェクトメンバーを癒してきたのは皆さまからいただいた温かいメッセージでした。疲れた時にふと見る数々のメッセージに勇気づけられ、あらゆる困難を乗り越えられました。今号機もそんな糧がほしい!イプシロンロケットの打ち上げを見守ってほしい! JAXAでは皆さまからの熱い応援メッセージを募集します。

第1弾:皆さまからいただいたメッセージは、ロケットに描かれるマークの一部として、使用させていただきます。締め切りは8月2日(水)17時 8月7日(月)17時まで。(締切を延長しました。)応募フォームよりご応募いただけます。


第2弾:皆さまからいただいたメッセージは、イプシロンロケット3号機のプロジェクトチームに届けます。 募集期間は追ってお知らせします。

皆さまからのご応募をお待ちしております!



プロジェクトマネージャからのメッセージ

2017年4月にイプシロンロケットプロジェクトマネージャを拝命した井元です。
これまでイプシロンロケットを応援していただき大変感謝しています。試験機(1号機)と2号機では皆様からいただいたメッセージをロケットに貼り付けて打ち上げました。皆様の声は我々にちゃんと届いています。打上げ作業での困難な局面では、皆様の声を思い出しながら関係者が一致協力して頑張り続けた結果、打上げを成功させることができました。3号機でもまた皆様の声を聞かせてください。皆様の声を心の推進力にします。応援して下さる皆さんのためにもイプシロンをより良いロケットにしていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。

イプシロンロケットプロジェクトマネージャ 井元 隆行

イプシロンロケットって?

イプシロンロケットは、ロケットの打ち上げが⽇常的になり、宇宙がもっと⾝近に感じられる時代の実現を⽬指した固体燃料のロケットです。組⽴・点検などの運⽤を効率化することにより、運⽤コストの低減を実現し、無駄の少ないコンパクトな打ち上げシステムを作り上げました。
イプシロンロケットは1955年のペンシルロケットに始まり、2006年に退役したM-V(ミューファイブ)ロケットへと脈々と続いた⽇本の固体ロケット技術を継承しています。2013年には惑星分光観測衛星「ひさき」を載せた試験機(1号機)が、2016年にはジオスペース探査衛星「あらせ」を載せた2号機が打ち上げられ、今年度中に3号機の打ち上げが予定されています。

3号機は今までと何が違うの?

イプシロンロケット3号機からは、基幹ロケット(H-IIA)⾼度化で開発された、衛星を分離するための装置をイプシロン用に開発して適⽤します。従来は爆薬(火工品)を使って金属を切断して、人工衛星をロケットから分離していましたが、3号機からはゆっくりと開く装置を使用することによって、⼈⼯衛星が放出する際の衝撃を抑える⼯夫をしています。