JAXA's 100号に寄せて

mv

JAXA's 100号に寄せて

一歩ずつ歩みを進めて20年、ついに『JAXA's』は100号を迎えました。
これまで見守ってくださった皆さまへ最大限の感謝を伝えると共に、これからも「宇宙と私たちをつなぐコミュニティメディア」として、進化を続けていく所存です。

100号の発行に寄せて、広報部長で『JAXA's』編集長を務める私、佐々木薫よりご挨拶申し上げます。
今回の巻頭ページは、火星衛星探査。さらにページをめくると、GOSAT-GWやHTV-Xなど、間もなく始まるミッションのオンパレード。今後の打上げがや具体的な成果にぜひご注目いただきたいです。
また大阪・関西万博では、宇宙関連の展示やイベントがJAXAブース以外にもたくさんあるようです。これらを巡ってグローバルな視点で未来社会を考えるのもよいかもしれません。

表紙は、イラストレーターの山口洋佑さんにお願いしました。編集委員たちもいつも以上に気合が入り?イメージづくりの議論はあっちに飛び、こっちに飛びと白熱した展開となりました。
そろそろまとめないと時間切れかと焦り始めた頃、「やはり山川理事長がインタビューで語った言葉(世界感)が相応しかろう」と一致。さらに、写真かイラストか、テイストは?といった最終的な方向性が定まったのはギリギリのタイミングでした。

そこは、私たちの生活にすっかり宇宙航空が溶け込んだ未来の世界。JAXA'sの読者さまなら、「これは○○!」と名称を言い当てていただけそうな物体もたくさん描かれているようですが、果たしてそうなのか、それともその次世代機か!?
街では人々が(こちらも我々の次の世代か、そのまた先の世代か)、一見すると現代と変わらないような様子で行き交っている、とある日のとある風景。そこにいる彼らは何を想って、何と寄り添い、何を見ているのでしょう。想像しながらその日を楽しみにするといたしましょう。

Profile

佐々木薫

JAXA's編集長
広報部長
佐々木薫 SASAKI Kaori

2021年4月より現職。
これまで広報、国際調整、宇宙教育などを担当。JAXAの活動が皆様のワクワク感の源となること、お役立ち感を持っていただけることを目指し東奔西走、南船北馬の日々を送る。

表紙イラスト:山口洋祐

最後までお読みいただきありがとうございました。
今後の参考にさせていただくため、
よろしければJAXA's100号のアンケートにご協力お願いします。

PAGE TOP