第16回 ひとみ
第16回の宙川柳の作品応募に際して、326句もの投稿をお寄せいただき本当にありがとうございました。
今回のお題の元となったX線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)は、不具合発生後、機構をあげて原因究明、機能回復に向け全力で取り組んでまいりましたが、この度衛星の運用を断念し、異常に至った原因を徹底的に究明することといたしました。
「ひとみ」を応援し川柳をご応募くださった多くの皆さまに対しまして、深くお詫び申し上げます。
募集期間:2016年2月19日~3月18日
発表日:2016年5月9日
編集部で熟考の結果、以下の10作品を選定しました。力作の数々をどうぞご覧ください。
入選作品
- 見上げれば 君の瞳が 輝いて
- とんちゃん
- 両思い 宇宙の瞳と 目を合わせ
- 手塚 祐貴
- おれじゃなく 宇宙の果てを 見るひとみ
- 木立慈雨
- 大宇宙 見るよと「ひとみ」 ウィンクし
- 柏原のミミ
- 君の眼の ひとみの中に 見る宇宙
- アカエタカ
- 宇宙をみる 僕の瞳と ひとみかな
- シミテクト
- 天空に ひとみ送って 目を凝らす
- 永楽じじい
- 謎解きに 輝く瞳で 宙の旅
- 陽香(ヨウコウ)
- 謎めいた 君のひとみに 吸い込まれ
- 洒落頭
全長14mの宇宙の天文台ですものね
X線観測によりはじめて見つかった天体は数多く
熱い想いをたぎらせて君らしく輝いてみては?
従来よりも30倍も優れた分解能で新しい宇宙の姿が…!
どんな宇宙の姿が映っていたのでしょう?
可視光とX線、赤外線、電波、さまざまな波長で見よう
4種類の観測装置を組み合わせた感度は過去最高
格段に進んだ研究が可能となると世界中から熱い眼差し
光さえ逃れられない時空のゆがみの果てにあるものは一体…?