アメリカ・ワシントンD.C.で開催された国際宇宙会議（IAC）2019にJAXAブースを出展しました。

国際宇宙会議（International Astronautical Congress、以下IAC）は、年に1回開催される世界最大規模の宇宙関連会議で、各国の宇宙機関の機関長をはじめ、産学官から様々な参加者が発表・議論を行う場です。
アポロ11号による月面着陸50周年である今年のIACは、アメリカ・ワシントンD.C.にて開催され、会議場に併設されている展示エリアにJAXAブースを出展しました。

今年のJAXAブースのテーマは「日本の将来の月探査」。日本は今後どのような宇宙探査を目指すのかについて、小型月着陸実証機（SLIM）や月極域探査ローバの模型展示、SELENE8Kビューワー、活動紹介ビデオ（12本）等を使い、紹介しました。
また今年は、月探査に関連のある日本の宇宙関連企業6社^※にもJAXAブースに出展いただき、産学官の力を合わせてオールジャパンで月探査を目指していることをアピールしました。

（※ブース出展企業6社（順不同）：株式会社IHI、株式会社ispace、日本電気株式会社、株式会社OUTSENSE、サムテック株式会社、Space BD株式会社）

展示ブース内では、宇宙探査に関わる実務者・研究者による全34回のトークセッションや、月面基地の実現に向けた技術実証を行うための「スペースコロニー」を空気で膨らませる展開デモンストレーションを行いました。
また、企業7社^※にご協賛いただき、2回のレセプション（ジャパンナイト）を開催し、世界中の参加者約1,600名と和やかに意見交換ができました。

（※レセプション協賛企業7社（順不同）：一般社団法人日本航空宇宙工業会様、三菱重工業株式会社様、株式会社IHI様、三菱電機株式会社様、株式会社ispace様、日本電気株式会社様、Space BD株式会社様）

JAXAでは今後も展示等を通して、国内外の皆様にJAXAの活動をお届けできるよう、努めてまいります。