「いぶき2号」の打ち上げ

種子島宇宙センターでは、今月の打ち上げに向けて「いぶき2号」の最終準備が進められています。「いぶき2号」は日本の主力大型ロケットのH-IIAにより種子島宇宙センターから打ち上げられます。
さて、人工衛星はロケットのどこに搭載されるかご存知でしょうか?答えは、ロケットの先端にある白い部分(衛星フェアリング)の中に衛星は搭載されています。

いぶき2号搭載フェアリング

 ロケットが大気がほとんど無い宇宙空間まで達すると、衛星フェアリングをパカっと開いて、中の「いぶき2号」がむき出しの状態になります。

フェアリング展開

「いぶき2号」はロケットから切り離されると、衛星フェアリングに格納するために折りたたんでいた太陽電池パドルを展開します。

パネル展開
パネル展開

こうして「いぶき2号」は、運用開始に向けた第一歩を踏み出すのです。

2018年10月18日(木)更新