観測センサ開発担当
須藤 洋志
初号機から携わり、およそ10年間取得した温室効果ガスのデータをいぶき2号でさらに繋げていくミッションです。分からないことを分かるためには事実を知ることが重要!そうして新たなことが見えて来るんだ、と肝に銘じコツコツ続けてきました。私は裏方役です(笑)
色々と迫ってますから常に緊張しています。我々のミッションは作ることが目的ではない、打ち上がって結果を出すことが目的ですからゆっくりはできません。初号機はおよそ10年も宇宙にいますからよく頑張っていますよね。色々とトラブルもありましたが、期待によく答えてくれています。温室効果ガスのように変化のあるもの1つを長く観測し続けることが本当に重要です。初号機が長期間にわたり取得したデータはものすごく世界的に価値があり、実際にそれを価値として認めてくれている人が沢山います。そして、初号機と2号機のデータを繋げるとまた新たなものが見えてくる、さらにその先(国際協力など)まで続けていかないといけないと思います。
2018年10月15日(月)更新