GOSAT-2ミッションマネージャ  ミッションとりまとめ
(センサ、地上系、他機関との協力など)

中島 正勝なかじま まさかつ


いぶき2号に携わり世界に対して大きな貢献ができることを誇りに思います。携われる機会を与えてくださった方々に感謝しています。立ち上げ時はサイエンスではなく、より環境行政に貢献できるものにしたい、ハードウェアに入ってからは、なるべくいいものを!と心がけて開発をしてきました。

いぶきは1号機の立上げ時から1〜3号機のホップ・ステップ・ジャンプで温暖化対策に寄与する、という目標を掲げて開発を行って来ました。1号機は衛星観測の有用性評価が目的の一つで、十分有用性を示す事が出来たと考えています。そして1号機での成果を元に観測精度を向上させた2号機で、温暖化の課題に対する寄与の一つとして温室効果ガスの人為排出を把握する、という「ステップ」を超えた目標を達成する、という想いで開発に携わって来ました。開発の苦労はありましたが、国内外からの期待の声も多くあり誇りを持って開発に携わることが出来ました。開発結果からは想定を超えた成果を出し温暖化の課題により貢献していける、との想いでいます。打ち上げはまさにその出発点で、早くデータを取得したいという気持ちです。

2018年10月17日(水)更新