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革新的衛星技術実証3号機/イプシロンロケット6号機

宇宙をつかう 未来をつくる

イプシロンロケットを支える人々

小野 哲也

所属
宇宙輸送技術部門 イプシロンロケットプロジェクトチーム

担当
ロケット班システム係チーフ

担当業務
プロジェクト管理担当として、機体製造/射場整備作業に関する社内外の全般的な調整等『全体を前に進めること』を担当。

イプシロンの1段モータ(1段目のロケット)は種子島宇宙センターで固体燃料の充填等をしたのち、射場である内之浦宇宙空間観測所まで輸送します。

輸送時の車両を含めたトータル質量は170トンほどで、種子島/内之浦の経路上の橋のなかには通行時に補強が必要なものがあり、これらの橋の補強は3号機以降鹿児島県が実施してくださっています。
私は全ての号機で鹿児島県との調整を担当してきましたが、総合窓口の本庁、補強を担当される熊毛支庁/大隅地域振興局、皆さん毎回快くご協力くださり、大雨後の輸送時には臨時の道路点検を引き受けていただくなど大変頼りになる存在です。

この他、1段モータ輸送では以下の方々にも多大な支援をいただいており、機体はたくさんの『イプシロンロケットを支える人々』の協力のもと射場に搬入され、打上げに向けた整備を開始するのです。
・南種子町(種子島側輸送全般)
・肝付町(内之浦側輸送全般)
・内之浦漁協(内之浦漁港使用関連)
・警察(内之浦市街地通行時安全確保関連)