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X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)特設サイト

小型副衛星の概要

H-IIAロケットでJAXAの衛星(主衛星)を打ち上げる際、ロケットに余剰能力がある場合に限り、そのロケットに小型の人工衛星を相乗りさせることができます。
JAXAは、宇宙開発利用の裾野を広げ人材育成に貢献することを目的として、H-IIAロケット等の余剰能力を活用する超小型衛星の相乗り公募の制度を、2006年度より実施しています。

H-IIAロケット30号機搭載 小型副衛星

X線天文衛星ASTRO-Hを打ち上げるH-IIAロケット30号機には搭載質量の余剰があるため、相乗りする超小型衛星を2014年4月に公募しました。選定の上、搭載が決定した3機の小型副衛星をご紹介します。



ChubuSat-2 (チュウブサット・ツー)

© 名古屋大学

  • 開発機関:名古屋大学
  • 主なミッション内容:
    ・ 放射線観測
    ・ アマチュア無線の中継
  • 質量:約50kg
  • サイズ:約H63×W56×D55 [cm]

ChubuSat-3 (チュウブサット・スリー)

© MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. ALL Rights Reserved

  • 開発機関:三菱重工業(株)
  • 主なミッション内容:
    ・ 温室効果ガスの影響把握
    ・ デブリ環境観測
  • 寸法:約52kg
  • サイズ:約H63×W55×D63 [cm]

鳳龍四号(ホウリュウヨンゴウ)

© Kyutech

  • 開発機関:九州工業大学
  • 主なミッション内容:
    ・ 放電実験
    ・ プラズマ密度計測
    ・ 真空アーククラスタ実証
    ・ デジシンガー
  • 寸法:約10kg
  • サイズ:約H45×W42×D43 [cm]