「だいち2号」のミッションマークが決定!

2013年9月6日(金)

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  • 人工衛星・探査機
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皆さまからの公募により選ばれた、「だいち2号」ミッションマーク

「陸域観測技術衛星2号(ALOS-2)」の愛称が「だいち2号」に決定したことにともない、2013年2月から3月にかけて、いくつかのデザイン案の中から「だいち2号」にふさわしいと思うミッションマークをみなさまに選んでいただくキャンペーンを行いました。そしてこのたび、ついにミッションマークが決定いたしました。たくさんのご応募、どうもありがとうございました。

「だいち2号」は、地図の作成や災害状況の緊急観測、資源の調査などでこれまでに多くの成果をあげ2011年5月に運用を終了した「だいち」の後継機で、打ち上げに向けて現在準備が進められている地球観測衛星です。

「だいち」に搭載した3種類のセンサ(PRISM/AVNIR-2/PALSAR)のうち、Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)を高性能化させたLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)を搭載しています。これにより、曇りでも雨でもまた夜でも影響を受けることなく、さらに詳細で広域な観測を行うことができるようになります。

このように、「だいち2号」は「だいち」のミッションを受け継いで、災害監視や森林観測による自然環境の保全など幅広い分野で利用されることで、私たちの暮らしへの貢献が期待されています。

「だいち2号」のミッションに選定されたミッションマークは、「だいち2号」が皆さまにより身近に感じていただけるシンボルとして、「だいち2号」に関する文書や広報活動などに使用されます。


もっと知りたい! 「だいち2号」

「だいち2号」について詳しくご紹介しています。「だいち2号」のヒミツやスゴイところをわかりやすくお伝えする映像もぜひご覧ください。


いろいろなミッションマーク

ミッションマークは、さまざまな人工衛星や宇宙ステーション補給機「こうのとり」などでも活用されています。それぞれミッション内容や特徴などをビジュアルで分かりやすく伝えるものになっています。いろいろ見比べてみると面白いですね。