H-IIAロケット25号機/「ひまわり8号」の打ち上げ日決定！

2014年8月7日（木）

  • プロジェクト
  • ロケット
このエントリーをはてなブックマークに追加

三菱重工業およびJAXAによるH-IIAロケット25号機の打ち上げ日が、2014年10月7日（火）14時16分～18時16分（日本標準時）に決定しました。
「世界一美しい射場」と名高い種子島宇宙センターで打ち上げ予定の本ロケットには静止気象衛星「ひまわり8号（Himawari-8）」が搭載されます。

「ひまわり」の愛称で知られる日本の静止気象衛星は、世界気象監視計画の一環として宇宙からの気象観測を目的としており、日常生活にもなじみ深いものとなっています。
「ひまわり5号」まではNASDA（現JAXA）、「ひまわり6号」以降は、その活動範囲を広げ、気象庁で観測・運用されています。

ひまわり8号想像図

「ひまわり8号」は世界最先端の観測カメラを搭載し、次世代気象衛星として世界で最初に打ち上げられます。

日本および東アジア・西太平洋の各国における天気予報はもとより、台風や集中豪雨など気象状況のきめ細かい観測や天気予報の精度向上に貢献するとともに、防災や地球環境監視等の幅広い分野で役に立つことが期待されます。

また、「ひまわり8号・9号」からはPFI（民間資金等活用事業）という枠組が導入され、運用等事業を気象衛星ひまわり運用事業株式会社が担います。

打ち上げにむけて、ファン！ファン！JAXA！では応援サイトを開設しました。最新情報や、地球観測衛星についての特集・関連記事などを更新していきます。どうぞお楽しみに！


関連記事