若田光一宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船の打上げ日時は、11月7日(木)13時14分に決定

2013年10月25日(金)

  • 宇宙飛行士と国際宇宙ステーション(ISS)
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ロシア連邦宇宙局は10月17日、モスクワで開催された審査会(GDR:General Designers'Review)の結果を受けて、若田宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船(37S/TMA-11M)の打上げ日時を平成25年11月7日(木)13時14分(日本時間)に決定したと発表しました。
若田光一宇宙飛行士ら第38次/第39次長期滞在クルーはソユーズTMA-11Mに搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に約6ヶ月間滞在し、2014年5月にソユーズ宇宙船(37S/TMA-11M)で帰還する予定となっています。

若田光一宇宙飛行士は1992年に宇宙飛行士に選ばれた後、1993年にスペースシャトルのミッション・スペシャリスト(MS)資格を取得し、1996年にスペースシャトル・エンデバー(STS-72)に搭乗しました。2000年にはスペースシャトル・ディスカバリー(STS-92)に搭乗し、ISSの建設に参加。2006年に第10回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO)にコマンダーとして参加し、ロシアでソユーズ宇宙船のフライトエンジニアの訓練を行った後、2009年にはスペースシャトル・ディスカバリー(STS-119)に搭乗し、日本人として初めてISSの長期滞在クルーとなりました。

これまでの経験は海外の宇宙機関からも高く評価されており、若田光一宇宙飛行士は今回、第39次長期滞在クルーで日本人として初めてISSコマンダー(船長)も務めます。

若田光一宇宙飛行士ら第38次/第39次長期滞在クルーは今後、専用機に乗り、ガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)からバイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)に向かい、打ち上げの最終準備に入ります。

<お知らせ>

JAXAでは、2013年11月に始まる若田光一宇宙飛行士による国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッションにおいて、ミッションの目的・内容などを分かり易くお伝えする実況解説含むJAXAのオリジナル番組を制作し、インターネットを通じて放送することを予定しております。10月31日(木)までインターネットライブ放送配信協力先を募集しています。 ※募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。