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「種子島宇宙芸術祭」現地レポート(1)

2017年9月28日(木)

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8月5日から始まった種子島宇宙芸術祭。ロケットの打ち上げ射場がある「宇宙に一番近い島」種子島で、13人のアーティストが作品を展示しています。

みちびき3号機の打ち上げ業務で現地入りしていたJAXA広報部員が、3回にわたってレポートします。種子島宇宙芸術祭の会期は11月12日まで。JAXA種子島宇宙センター内にも2つの作品を展示していますので、ぜひ宇宙芸術めぐりを検討してみてくださいね。

第1回のレポートは、種子島宇宙芸術祭の情報が集まっているインフォメーションセンターの様子をご紹介します。

インフォメーションセンターの場所は南種子町の町立図書館のおとなり、大きな「種子島宇宙芸術祭」の看板が目印です。

インフォメーションセンター

インフォメーションセンターの建物。夜は看板の文字が光ってきれい

インフォメーションセンター入口

入口に置かれているのはロケット筐体の一部(実物)

冷房が効いていてすこぶる快適な室内には、各種パンフレットが揃っています。担当のスタッフさんもいらっしゃって、色々と教えてもらえます。wifi、電源も無料。毎日9時から17時までオープンしています。

インフォメーションセンター内の様子

インフォメーションセンター内の様子

パンフレット各種

パンフレット各種あります


ペットボトルのオブジェと謎のバナナ
天井からはペットボトルのオブジェと謎のバナナが!

インフォメーションセンター内に、さっそく作品が展示してありますが、こちらについては第2回の作者インタビューをお伝えしますので、一旦おあずけ。

今回は種子島宇宙芸術祭の仕掛け人、総合ディレクターの森脇裕之先生にお話をおうかがいしました。

総合ディレクターの森脇先生

総合ディレクターの森脇先生

総合ディレクターの森脇先生に聞いてみた!
Q. この種子島宇宙芸術祭には13人のアーティストが参加しています。今回参加しているアーティストの方、全員に共通することはあるのでしょうか?

森脇先生
「それはむしろ逆で、今回はいわば幕の内弁当なんです。意図して単品料理にはせず、幕の内弁当にしています。宇宙芸術というのはとても幅広いものだからです。」



Q. 種子島内全域に作品展示が点在していますが、おすすめの回り方などはありますか?

森脇先生
「まずここは入口や出口など、いわゆる順路がある美術館とは違います。作品を見るためだけの場所ではなく、海岸があったり山があったり、また宇宙センターがあったりと、色々なものがある中で作品も混ざっています。それをどこから摘んで、どこから食べても、まさに幕の内弁当をおかずから食べるか、ご飯から食べるかと同じことで自由です。その人なりの何か食べ方があるものだと思います。移動の都合はあるかと思いますが。」

Q. 夜間も見ることができる作品がいくつかあります。昼見るか、夜見るかの違いもありそうですね。

森脇先生
「そうですね。作品それぞれの性質があると思います。夜見て美しい作品は、やっぱり夜見ていただきたい。食べ物でいう旬と同じことですよね。たとえば、光を発する作品でしたら、夜見た方がおいしいです。」


筆者自身も種子島滞在中、さまざまな時間帯に作品を見に行きました。不思議だったのは、違う時間帯はもちろん、同じ時間帯に同じ作品を見たときも、印象が全く違っていたことです。森脇先生がおっしゃっていたように、種子島宇宙芸術祭では、日常のシーンの中に作品が混ざっています。同じ作品を同じ時間帯に見たとしても、どういう流れの中で作品に出会うかが違ってくるため、印象も変化するのだと思いました。こういう点が、閉館時間の無い芸術祭の良いところですね。

ペットボトルのオブジェと謎のバナナ

取材対応してくれたスタッフの高田さん。大変お世話になりました!

さて、次回レポートでは、インフォメーションセンターに展示してある作品「f(p)」の作者、小阪淳さんにお話をおうかがいします。


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