「つばめ」、種子島で機体公開

超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)

2017年10 月6日(金)、JAXA種子島宇宙センターで、超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)の報道関係者向け機体公開が行われました。
「つばめ」は、質量約400㎏、本体の大きさは縦2.5×横5.2×奥行き0.9mと、小型の衛星です。人工衛星としては未開拓の軌道領域である、「超低高度軌道」と呼ばれる300kmの低い軌道を航行します。
「つばめ」(SLATS)は、JAXAが培ってきたイオンエンジン技術を利用して、超低高度衛星を開発するための技術評価を行います。三菱電機株式会社がプライムメーカーとして、設計・製造を担当しており、協力して開発を進めています。2017年度中にH-IIAロケット36号機で種子島宇宙センターから、気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)と共に打ち上げられる予定です。

2017年10月10日更新