TOPICS

液体酸素ターボポンプの翼振動試験

液体酸素ターボポンプの翼振動試験 ©JAXA

LE-9エンジンの中で燃焼室に液体酸素を供給するターボポンプをOTP(Oxidizer Turbo Pump)と言います。ターボポンプは、人にたとえると”心臓”の役目を果たす重要な装置です。現在OTPには、昨年5月に液体水素ターボポンプで発生したタービンの羽根にひびが入ったという課題への対策を施しています。宮城県の角田宇宙センターで実施したこの日の試験では、運転中の羽根の歪みを測り、幸いこの対策の効果を確認することができました。
エンジンに供給する液体酸素とタービンを駆動する水素ガスが隣り合い、ひとつ間違うと大爆発を起こすため高度な技術を要するOTPですが、ターボポンプの要素技術が培われたここ角田から自信をもってこの“心臓”をLE-9に届けられるよう今後も試験を繰り返していきます。