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フェアリング空調移動車運用

フェアリング空調移動車運用 ©JAXA

フェアリングの中にある人工衛星には温湿度要求があり、打ち上げられるまで温湿度を一定に保つ必要があります。通常は建屋から空調を供給していますが、人工衛星をフェアリングに入れる作業を行う第2衛星フェアリング組立棟(SFA2)からロケットがある大型ロケット組立棟(VAB)への移動時や、VABから射点への機体移動時など、建屋から空調供給ができないときに活躍するのがフェアリング空調移動車です。
写真はSFA2からVABに向けて、フェアリングの移動を行っているところです。H3フェアリングを先頭に、メインのフェアリング空調移動車、バックアップのフェアリング空調移動車が続き、周辺には移動を見守る多くの作業員が立ち会っており、運転状況やフェアリング内温湿度をモニタしています。その様子はまるで江戸時代の大名行列を彷彿とさせる光景です。