宇宙開発気分を体験!「こうのとり」プラモデルを作ってみよう

2013年3月12日(火)

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みなさんは夏休みの予定を立て始めていますか。8月の夏休みシーズンの予定表にぜひ加えておきたい、打ち上げ予定日時が発表されましたね。宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)を載せたH-IIBロケット4号機が、8月4日(日)4時48分頃(日本標準時)に種子島宇宙センターから打ち上げられます! 夏とはいえかなりの早朝ですが、ぜひみなさんも一緒に打ち上げを応援してください。

プレスリリース
H-IIBロケット4号機による宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)の打上げについて

早朝ということで、国立天文台による日の出時刻の暦計算を見てみました。ロケットの発射台(射場)がある鹿児島県は5時36分。東京は4時51分と予想されています。「こうのとり」を載せたH-IIBロケットがまだ暗闇に包まれる種子島から打ち上げられる頃、みなさんのお住まいの地域はどんな日の出を迎えるのか・・・。当日までのお楽しみですね。

国立天文台
天文情報センター 暦計算室 各地のこよみ

「こうのとり」とは?

「こうのとり」は、地上からおよそ400km上空にある国際宇宙ステーション(ISS)へ、実験装置から宇宙飛行士の食料や日用品までを運ぶ、いわば宇宙の宅配便として物資を運ぶ補給機です。種子島宇宙センターからH-IIBロケットに載せて打ち上げられ、ISSとの距離を自ら判断しながら、ISSのおよそ10m下へピタリと止まります。

実際にはISSも「こうのとり」も動いています。ただし、同じスピードで動いているので、お互いが止まっているように見えます。電車が並んで同じ方向へ同じスピードで走っていると、電車が止まっているような錯覚が起こりますよね。この状態を「相対的静止」といいます。この「こうのとり」の相対的停止は、実はNASAからもスゴイ!と言われている日本の技術なんです。

プロジェクト ロケット・輸送システム
宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)

この「こうのとり」は、1/72スケールのプラモデルで立体化されています。国際宇宙ステーションをイメージした台座が付属していて、かっこよく飾れます。大きさは、長さおよそ50mm、幅およそ85mm、高さおよそ150mm(台座含む)です。プラモデルづくりを通して、「こうのとり」をもっと詳しく知るきっかけになるかもしれません。

週末のお楽しみや夏休みの親子工作として、お気軽に宇宙開発気分を味わってみませんか。

編集部Hが気になるプラモデル「こうのとり」

発売:青島文化教材社
商品名:HTV(宇宙ステーション補給機)スペースクラフト No.02
ジャンル:プラモデル
スケール:1/72
価格:2,100円(本体価格:2,000円)
商品紹介ページ
1/72 HTV(宇宙ステーション補給機)