微粒子表面の模様に残る小惑星イトカワの歴史~「Geochimica et Cosmochimica Acta」論文掲載に関する記者説明会
2016年6月22日(水)14:00~
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JAXAの松本徹(宇宙航空プロジェクト研究員)が率いる研究チームは、小惑星イトカワから小惑星探査機「はやぶさ」が回収し、地球に持ち帰った微粒子の表面模様を分析しました。その結果、40億年以上昔から現在に至るまでの歴史が刻まれていることを発見しました。
これまで、イトカワ微粒子の表面模様は一種類のみと考えられていましたが、解析をすすめると複数に大別されることがわかりました。さらに、イトカワや、イトカワの母天体とされる天体で何が起きてきたのかという歴史の一端も読み解くとができるということを初めて示すことができました。
日 時 | : | 平成28(2016)年6月22日(水) 14:00-15:00 | ||||
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登壇者(予定) | : |
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論文タイトル:
Nanomorphology of Itokawa regolith particles: Application to space-weathering processes
affecting the Itokawa asteroid
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