FAQ

軌道情報提供サービスの計算結果と違いがあるようです

きぼう・宇宙ステーションの観察について

軌道情報提供サービス(ODDS)は、JAXAの人工衛星の追跡管制業務を幅広く知って頂くためのホームページです。また、JAXAの人工衛星の軌道力学運用業務にも活用しています。

そのため、軌道情報提供サービスで紹介している衛星は、JAXAが運用を行っている衛星が主体となっています。なお、国際宇宙ステーション(ISS)に限っては、JAXAで衛星運用を行っていませんが、衛星ミッション支援のため、軌道情報提供サービスにて情報提供を行っています。

以上の目的から、軌道情報提供サービスでは、「きぼう」を見ようと衛星位置の計算を異なった方法で実施しています。そのため、計算結果にも違いが出てきます。

  • ISSの位置計算には、TLEという軌道データを利用します。このデータはISSのリブース(軌道変更)などにより、適宜更新されていますが、「「きぼう」を見よう」と軌道情報提供サービスでは、軌道データを取り込む時間が異なります。よって、多少のデータ差異がありますので観測前には最新情報をご確認下さい。
  • 「見え始め」と「見え終わり」の仰角の設定が異なります。「「きぼう」を見よう」は仰角10度以上、軌道情報提供サービスは仰角0度以上を条件としています。
  • ISSの位置を算出する時間の間隔が異なります。「「きぼう」を見よう」は30秒間隔、軌道情報提供サービスは1秒間隔で可視情報を算出します。
  • 最大仰角の定義が異なります。「「きぼう」を見よう」の最大仰角は、30秒間隔で位置を計算した結果のうち、「飛翔体が太陽に照らされていている」状態の仰角の最大値を最大仰角と定義しています。軌道情報提供サービスの最大仰角は、「飛翔体が太陽に照らされていている」こととは関係なく、1秒単位で算出した仰角のうち、最大値を最大仰角と定義しています。
  • 軌道情報提供サービスでISSの位置情報を計算した場合、観測地から目視できるかできないかに関わらず、計算期間中に観測地上空を通過する全てのパスを表示します。