FAQ

同じようにISSが上空を通過しているのに、なぜISSが見える場所と見えない場所があるのですか?

きぼう・宇宙ステーションの観察について

ISSが観測できるためには、以下の条件が必要となります。

1.ISSが上空近郊を通過すること

2.ISSに太陽光が当たっていること
ISSは発光しませんので、ISSに太陽が当たっていない場合は、ISSを肉眼で観測することはできません。

3.ISSの仰角が十分あること
仰角が低いと周辺のビルや木等に隠されるほか、大気による減衰を受けて暗くなります。
「きぼう」を見ようのページでは、最大仰角が10度以上であること、としています。

4.周囲が暗いこと
「きぼう」を見ようのページでは、太陽高度が-6度
(市民薄明※の境界値)以下であること(市民薄明よりも暗いこと)としています。
※市民薄明(常用薄明、第三薄明):太陽高度-50分~-6度。まだ十分に明るさが残ってていて、
明かりなしで屋外で活動ができる明るさ。(ウィキペディア百科事典より)

地上から高度約400km上空を飛行するISSを観測しますので、
多少離れていても、観測日時や方位角にほとんど差はありません。
しかし、日没時刻や日の出時刻は、緯度・経度の違いによって大きく変わります。
よって、同じようにISSが上空を通過し、上記の1.~3.の条件を満たしていても、4.の条件を満たしていない(太陽高度が-6度以下の)場合がありますので、その場合はISSは見えないと判断し、ISSの目視予想情報は表示されません。
ただし、太陽高度が-6度以下の場合でも、ISSが見える可能性はあり、絶対に見えないという訳ではありません。