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ロケットは何でできているのですか?

ロケットについて

2013年3月6日(水) 更新
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A

H-IIAロケット(標準型)は、大きく分けて4つの部分から構成されています。

まず、一番大きな部分で打ち上げ初期からロケット全体の上昇・加速を行なうための第1段液体燃料ロケット、
第1段目の両脇に取り付けられ打ち上げ当初の推力を増強する2本の固体燃料ロケット(SRB-A)、
第1段燃焼終了・切り離し後、衛星などを最終加速し正確な軌道に乗せるための第2段液体燃料ロケット、
さらに打ち上げ時の空気抵抗、空力加熱、外部音響などから衛星を守るためのカバーである衛星フェアリングからなっています。

第1段で一番大きな部分は、燃料(液体水素)と酸化剤(液体酸素)のタンクになります。
タンクはロケット外壁と共通になっており、その材料はアルミ合金製です。
これらタンクは質量を極力軽くし、かつ強度を保つため、内面が格子状に機械加工されています(アイソグリッド構造)。
第1段にはタンクのほか、メインエンジンである高性能なLE-7Aエンジンや各種搭載電子機器、ヘリウム加圧タンクなどがあります。
固体燃料ロケットは、固体推進剤(過塩素酸アンモニウムとアルミニウムを合成ゴムに混ぜて固めたもの)を使用しており、炭素系複合材料製の機体の中に納められています。

第2段は、第1段と同じく液体水素タンクおよび液体酸素タンクが一番大きな部分で、これらはともにアルミ合金製です。
また内面はアイソグリッド構造となっています。
この他第2段にはLE-5Bエンジン、慣性誘導装置・電子機器などがあります。

ロケットの先端部分である衛星フェアリングは、素材としてはアルミ合金製ですが、
円錐部分にはロケット飛行中の空力加熱を防ぐためのシリコン系の断熱材が塗布されています。

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